今回のハードディスク破壊の影響を考えてこの機会にバックアップをきちんととるようにしようと検討してみた。
といってもあまり面倒なことはしたくないので、極力自動的にできるようにしておきたい。重要なのはバックアップをしていることを忘れず、もしものときにそのバックアップからデータを復元する手順も含めて記録しておくことが大事だと思った。
バックアップの対象として大きく分けると2種類あると考えた。
一つはシステム。プログラムを含むシステム・ファイルとメールなどのシステムが管理する文書や設定ファイルなど。特に後者は日々変化するので、それをどう追随させるかがポイントだ。
もう一つは写真、音楽関連や文書などのユーザ・データ。これはサイズが大きくなる可能性もあるし、日々の変化も大きい可能性があるので大変だ。しかし、今回失ったデータはこれに該当するのできちんとしたバックアップを取っておきたい。
こうして分類してみるとバックアップの手順を3種類作ることに決めた。
- システムを復元するためのバックアップ。これはCドライブを丸ごとバックアップしておく。復元の容易さを考えるとWindows付属のバックアップ機能ではなく、専用ソフトのバックアップを使ったほうがよさそう。今回、ディスク編成を変えるときにもこのソフトを使った。
周期は数ヶ月間隔でも良いように思う。ただし大きなシステム変更をしたときはバックアップを取る。 - メールなどのシステムが管理する文書やデータはDocuments&SettingsをWindows機能でバックアップする。
周期は差分バックアップを毎日。適当な期間が経過したら標準バックアップを取りリフレッシュする。 - ユーザ・データはドライブ全体をWindows機能でバックアップする。
周期は差分バックアップを毎日。これも適当な期間が経過したら標準バックアップを取る。
2と3については自動タスクで実行できるようにする。バックアップ・メディアは2台あるハードディスクを互いに物理的に異なるディスクにたすきがけでバックアップする。
当面はこの方針でバックアップを取っていこう。
11月20日 火曜日