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カテゴリ:テニス/卓球/スポーツ
県の卓球教室ももう6回目になり、今日が終わって2回を残すのみとなってしまった。昨年末の最後の教室は体調不良で欠席してしまったが、内容的にはこれまでの復習を兼ねた練習だったようだ。そして今日は技術的な練習は最後になるそうで、これまでの総合練習をするために、主に生徒同士のラリーを中心に練習し、そこにコーチが回ってきてアドバイスをする形をとった。 私の入った入門・初級グループは20人くらいなのだが、自己申告なのでレベルはバラバラで、既に長年卓球をやっていて中・上級に入ってもおかしくない人がいると思えば、本当に初めて卓球をするという人もいて、それらの人たちをまとめて教えるのだからコーチも大変だ。ラリーの練習は一応色々な人と組み合わせるように順に回って行くのだが、コーチが時々様子を見て組換えしたりしてくれている。 レベルとは別に卓球に対する考え方も人それぞれで、ラリーの際に相手の打ちやすい球を返球して長くラリーを続けようとするタイプと、スマッシュのような攻撃的な球を打って快感を得たいタイプの人などと性格がよく出てくるから面白い。 そうしたラリーの合間にコーチの球出しによる練習も織り交ぜていたのだが、一人の女性が球出し練習でコーチに色々アドバイスされてそれを熱心に聞いた後、御礼をして別な練習のために離れていった。そのときコーチが「あの方は何度もこの教室に来てくれているのですが、いつもその振る舞いの優雅さに感心しているのです」と順番を待つ私たち生徒に話し出した。この女性はお年も召しているし、昔卓球をやっていたという感じでもなく、まだまだぎこちないプレー振りだった。コーチはこんなこと言っては失礼なのですが、と前置きして「あの方は88歳になるのですよ。私もあのようになりたいと常々思っているのです」と付け加えた。 私も驚いた。高齢だろうということは分かっていたが、そこまでとは思っていなかった。何年前に卓球を始めたのかは知らないが、恐らく高齢になってから始めたのだろうと察せられる。見た目の若さではなく、その気持ちのアグレッシブさに感心した。 1月9日 水曜日 曇りのち晴れお気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 11, 2008 12:33:00 AM
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