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テーマ:わたし昔話。(8)
カテゴリ:わたくしごと。
私が4~5歳の頃のある日。
その日は朝から雨が降っていました。 保育所はお休みの日だったので、 朝から姉と二人で家で暴れておりました。 買い物から帰ってきた母が 「すぐそこに綿菓子屋さんが来てるよ」 「えー!食べたい食べたい(>▽<)。」 と、姉とわいわい言うてましたら、 母がお小遣いをくれました。 姉と二人で、雨の中をわいわい言いながら外に出て わたがしの屋台を発見! (今思えば、なんで雨の日に、しかも駅から遠い所に来てたんだろう??) 真っ白でふわふわのわたがし。 駄菓子屋さんの袋に詰められたのとはやっぱり違う! わたがしを一つずつ買って、食べながら帰ろうとしてたら、 私の住んでた団地と同じ団地の男の子の友達が、家から出てきました。 たぶん家に遊びに来るつもりだったのでしょう。 その友達は私たちのわたがしをうらめしそうに観ていたので 「半分こしよう!」と私から切り出して二人で1本のわたがしをむさぼり始めました。 ここまでは良かった。 この後、ハプニングが起こりました。 みなさん1度はわたがしを食べた事がお有りかと思いますが、 手で触ると、やはり「飴」ですからべとつきますよね。 だから、私たち3人とも棒にささったわたがしに 直でかぶりついていたのです。 「おいしいなぁ(^0^)」って言いながら友達の方を見ると、 真っ白なわたがしに何か青い物が…ん? 青い物の端っこから目で辿って行くと行き着いた先は友達の鼻。 もうお解かりでしょうか? その青い物とは 友達の「あおっぱな」でした(@д@;)// ひぇぇぇぇー!! まだ3口くらいしか食べてないのにぃ(TmT) さすがに食が失せてしまい、友達に 「ぜんぶあげる・・・」 と告げました。 「え?ぜんぜん食べてないのにいいの!?」 「うん、もういいよ。食べー」 友達は「ありがとう」と言って美味しそうに食べてました。 姉はあおっぱなに気づいたのか気づかなかったのか、 急にテンションの下がった私を見かねてか、 「ちょっと食べー」 と自分のわたがしをわけてくれました。 私のテンションを下げた張本人ですが、 恐らく、自分のアメーバのようなあおっぱなには気づかなかったのではなかろうか? 甘くて苦い雨のわたがし… 自分でも、こんな時代の事よく覚えてるなぁって感心します(-▽-) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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