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テーマ:わたし昔話。(8)
カテゴリ:わたくしごと。
高3の夏休み。
毎年恒例の「読書感想文」が宿題で出されました。 私は国語も読書も好きなのに、 なんでか作文が苦手(ーー) だから高3にもなって、書く文章が 「主人公のこの発言でこう思った。思いました。」 というような小学校低学年レベルの作文を提出しておりました。 一応、決められた枚数(ノルマですね)は達成してましたから 恥じることなく堂々と提出しました。 私のクラスメイトのHちゃんも 同じく作文が苦手でした。 しかし、Hちゃんは 私のように投げやり文を書くのではなく、 「他校の友達のを写させてもらう!」 という選択をしました。 そのHちゃんが作文を写させてもらった友達Tさん。 「老人と海」を読んで、たいそう感動した様子でした。 私は作文は読ませてもらってないのですが、 Tさんが 「すっごい感動した!感想文、一気に書けたわ(^0^)」 と言っていたので、 ちょっと心配になって 必死で感想文写してるHちゃんに、 「丸写しはやめた方がえぇで」 と忠告しましたが、 「丸写しはせぇへんよ。ちょっと言葉変えて書いてるから」 んー(ーー;)そういう意味で言ったんじゃないんですけど・・・ そして、夏休みが終わって始業式。 Hちゃんも苦手な読書感想文を無事書き終えて提出して満足げ。 そんなある日。 国語の先生が休み時間にHちゃんを呼びました。 「Hさんの感想文やけどー」 どきっ!! どうにかなって写したのバレたかと思いました。 でも、まだその方がよかったです。 先生「あれすごく良かったからコンクールに出そうと思うねん。いいでしょ?」 えぇぇぇ!? H「え!イヤ、絶対イヤ。」 先生「なんで?すごくいいのに。」 H「えー・・・出しても無理ですよ、どうせ賞とれませんって!」 先生「そんなん出さなわからへんやん、ね!出してみよう!」 最後まで渋ってたHちゃん。 とうとう、Tさんのを写したとも言えずに 先生に押し切られてコンクールに感想文を出すことに。 で、結果なんですが、見事当選! 全校集会で賞状もらってました(T▽T) 感想文の本家Tさんも賞とってました。 同じ読書感想文でも 違うコンクールに出したのでしょうか? でなきゃ、2人とも賞とれませんよね。 Hちゃんにとっては苦い賞でした。 私は大いに笑わせていただきましたけど(^∀^) 夏休みの宿題は 感想文だけでも自力でやる事をおすすめします。 老人と海改版 ★新入学・新学期準備★*ステーショナリー ノート*ムーミン 作文帳(200字) 苦手な「作文」がミルミルうまくなる本 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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