カンボジア人質事件。
昨日の夜、ニュースで観ました。カンボジアのインターナショナルスクールで4人の男が、生徒達を人質に学校に立てこもってたそうです。子供を連れて、車で逃走しようとした犯人ですが学校から出れずに、車から引きずり降ろされて殴られ蹴られ暴行されてました。子供達に恐怖を与えた犯人達。それくらいされても当然かもしれませんが、やはり人が暴行されてるの見るのは辛いな…残念ながらカナダ人の男の子が命を奪われました。テレビの画面ではお父さんらしき人が子供を抱えて泣きながら去っていく姿が映っていました。こういう悲しいニュースを観ると、自分だったら・・・って考えてしまいます。やはり犯人を蹴りまくってたでしょう。それくらいで気持ちは晴れませんが。地元の警察も「全員無事に保護したかったのに・・・」と言ってました。事件の背景にいろいろあったようで、「犯人のうちの1人が韓国人の経営する?レストランで運転手の仕事をしていたが、韓国人の社長に2発殴られた腹いせに社長の子供を誘拐しようと考えていたが、その「代わり」みたいな感じで、学校に入り込んだ」とか「主犯の男が、この学校の子供達を送迎する送迎バスの運転手で、一度、予定の時間に遅れた事を子供達の保護者から非難され仕事もクビになってしまったのでその仕返しだ」とか。犯人達は貧しい暮らしをしてたので金目当てもあったとか。カンボジアは、今、もの凄く貧富の差が激しいんだそうです。お金持ちはとことんいい暮らしを。貧しい人は、仕事まで失ったら犯罪に走る。みんな働く気はあるんでしょうね。でも仕事がもらえないから犯罪に走る・・・矛先向ける所間違えてますよねぇ?余談ですがカンボジアのマスコミの方々はかなりストレートです。犯人が警察に連行されてる最中、「誰がカナダ人の子供を殺したんだ?言え!」「お前が殺したのか?そうだろ!お前が殺したんだろ!」「なんで殺したんだ!?」言葉使いが悪いですが、昨日見たニュースのスーパーではこうなってました。もう、最後に連れて行かれた犯人に決めて掛かってますよね。そういうのは警察が聞きますから・・・誰がというのが判っても、連帯責任でしょう。判ったところで男の子が生き返るワケでもないですからマスコミの物言いに圧倒されながらもどうでもいい質問だなーと思いました。最近のニュースを観てて「弱い者を傷つけるのは弱い者」だなーと思います。嫌な世の中です。カンボジア人質事件