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テーマ:東京 / 江戸(1213)
カテゴリ:街についてうんちく
おそばせながら新月あけましておめでとうございます。本月もどうぞ宜しくお願い申し上げます。 さて、門前仲町。 門前仲町といえば、まずは深川不動堂。地下鉄東西線の駅から地上に出ると、すぐ横は「人情深川ご利益通り」の入り口となっていて、その仲見世通りを遡っていくと深川不動堂へ到着する。 1703年(元禄16年) 徳川五代将軍綱吉の時代に、成田山のご本尊・不動明王を江戸にて参拝したいという気運の高まりに応え、江戸出開帳がこの地で行われた。それが深川不動堂のはじまりと言われている。 ●リンク:深川不動堂公式サイト 300年後の現在も深川不動堂は訪れる人が多く、縁日にはたくさんの人で賑わい、江戸下町情緒を感じさせてくれる。 一方で深川不動堂の真後ろには首都高速9号線が走っていて、歴史ある不動堂と首都高速の高架との対比が、現在の「東京」を象徴する光景でもあると思う。 テレビ東京の番組「出没!アド街ック天国」で門前仲町が取り上げられた時、深川不動堂は第2位だった。 ●リンク 出没!アド街ック天国(02/09/07) 門前仲町 第1位は富岡八幡宮。こちらは深川不動堂よりも歴史が古く、1627年(寛永4年)、周辺の砂州一帯を埋め立て創建されたという。源氏・・・ということになっている徳川将軍家の保護を受け、また「深川の八幡様」として江戸庶民に親しまれ、富岡八幡宮は「江戸最大の八幡様」として現在に至っている。 ●リンク:富岡八幡宮公式サイト 直ぐ近くの深川不動堂とは対象的に、こちらはひっそりとした森の中にあるようなイメージだ。 敷地内には伊能忠敬の像、横綱力士碑、大関力士碑など名所が多い。 ●リンク:深川観光協会サイト 江戸時代後期の測量家として知られる伊能忠敬は、深川黒江町(現・門前仲町1丁目)に居を構え、1800年(寛政2年)、富岡八幡宮に参拝した後、有名な蝦夷地(北海道)測量の旅に出かけたという。 この場所は、「伊能ウォーク」(「平成の伊能忠敬・ニッポンを歩こう・21世紀への100万人ウォーク」)の出発地ともなった。 ●リンク:赤いランプの終列車 伊能ウォークWeb隊 さて、江戸時代からの門前仲町の名所を紹介したが、現代の門前仲町を象徴する名所といえばここだろう 「出没!アド街ック天国」でも堂々の第4位となっている。赤札堂は1917年に門仲に創業し、現在東京・神奈川に十数店舗を展開しているスーパーマーケットだ。ちなみに上野などにあるファッション専門店のABABは赤札堂と同じ会社が経営している。 ●リンク:赤札堂サイト お隣中央区と違って、この街は人が住む街というイメージがある。なぜ?と問われたら、赤札堂があるからと一番最初に答えるだろう。それぐらい生活に密着した店舗だと思う。ここには100円ショップも入っていて、門前仲町には少なくとも駅周辺にここを含めて2件の100円ショップがある。・・・人が住む街だ。 既に移転してしまったようだが、赤札堂の1FにはレインボータウンFM 大江戸放送局のオープンスタジオがあった。FMの内容を聴いたことはなかったが、前を通るたびに気になるスポットであった。 ●リンク:レインボータウンFM 大江戸放送局 (門仲特集つづく) ●自ブログリンク:門前仲町(その1)・門仲への道 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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