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カテゴリ:今日の反省・明日の発展
8月に入ってから、とある本にはまってしまい、いわゆる活字中毒状態だ。何の本にはまってしまったのかはそのうち書くとして、本にはまるなんて本当に久しぶりだ。 ここ数年、いわゆる本らしい本を読んだ記憶がない。ここで言っている本らしい本とは、実用書的な本のことではなく、一つの事柄について書かれた文学の領域やルポルタージュの領域の本のことだ。 本にはまってしまって、脳が活性化されてしまっている自分に気付く。続きが読みたくなって、朝、早い時間に目が覚めたりする。 なぜこれほどまでに脳が活性化されるのか? 読んでいる本の内容がスゴイというのはもちろんなのだが、活字を読むという行為自体がそうさせているのかもしれない。 活字を読むという行為は、テレビを観るとか、音楽を聴くとかいう行為とは少し異なり、自らの主体的意思のみによって行なわれる行為だ。垂れ流されているものをただ受け取るというような行為ではない。 一読してわからないところがあれば読み直すこともできるし、眠くなったら翌日続きを読めばよい。2時間の映画は誰にとっても2時間の映画なのだが、200頁の本を1時間で読んでしまう人もいれば、3時間かけて読む人もいる。自分主体ですべてが進むゆえに、興味ある本に出会うと、その本は自分の生活に、より親密に密着してくる。漫画についても同じことが言えるかもしれない。 自分のペースで進められるため、通勤時間なんかにもってこいだ。電車の中で缶詰にされている間、時間の経過を忘れることができる。電車の中で文庫本に熱中している人が多いのもあらためてうなずける。 何かしらを待っている間、例えば3分の待ち時間が発生した場合、文庫本を持っていればその待ち時間を意識することなく過ごすことができる。せっかちな人(俺のこと(笑))は文庫本を常にポケットに忍ばせておけばイライラは少なくなるかもしれない。 メディアは多様化し、活字離れや出版不況などど言われて久しいが、電子メールやインターネットの普及により、活字自体に触れる機会はテレビと電話が中心であった時代よりも増えているのかもしれない。 ただ、自分の傾向からすると、ネットなどで活字に触れる場合は断片化された知識や情報を吸収する場合が多く、一冊の本を読むように、じっくりと活字に接するというような形ではない。 脳は外からの刺激によって活性化される。 イマジネーションを活性化させてくれる活字は脳を刺激し、脳の不活性状態・同じ思考の繰り返し状態を消し去ってくれる。 活字によって脳が活性化されたのを機に、文庫本を読むという生活習慣をちょっと続けてみようかなと思う今日このごろだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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