こんばんわ。行政書士のタダスケです。
気付くのが遅いのですが、トラックバックに「ぶんさん」という方の記事が載ってましてその方のブログを拝見してみると、私の記事を取り扱っていただいていましたので、それについて記事を書いてみたくなりました。
ぶんさんのブログもみてくださいね。
http://yaplog.jp/bunblog/tb_ping/22
以前私は、「あなたの人生の目的はなんですか?(目標ではありません・・・)という記事を書いたのですが、これは、私が以前(といっても現在もそうですが)人生の目的を失いかけたときのものです。
人生の目的を考えれば考える程、迷宮入りするようにさまよってしまう。。。「やりがい、お金、社会貢献、達成感、地位、名誉・・・」あらゆることを考えるとパニックになりそうでした。
そんな中、自分の頭の中を整理した結果、自分にとって一番楽しくて、わくわくすることは何かを考えました。そしてそれをしてればほかに何もいらないと思えるくらいのことです。
残念ながら明確な答えは出ていません。
しかし、1つだけ発見できたことは自分は自分のためよりも人のためになにかする方が楽しい事に気付いたのです。これは本当に大きな収穫でした。
「バーンアウト」にも触れましたが、(良かったら以前の記事もよんでくださいね。)私は今の時代、この「バーンアウト」にかかっている人はかなりいるんじゃないかと思います。
ぶんさんは浄土真宗の布教使で、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を例に、自分のためよりも人のための尊さをといておられます。神様を信じる私にとっても感動した詩がありますのでご紹介したいと思います。
『足跡(Footprints)』 (作者不明)
ある夜、私は夢を見た。
私は、神様とともに砂浜を歩いていた。
振り返ると、砂浜には二人分の足跡が残っていた。
一つは私のもので、一つは神様のものだった。
これは、これまでの私の人生の足跡であった。
足跡を見ていると、私の人生の様々な場面が、走馬灯のように思い出さ
れた。
よく見ると、これまでの私の人生の中で、足跡が一人分しかないときが、
何度もあることに気づいた。
それは、私が辛く悲しい思いをしていた時期ばかりだった。
ああ、あの時は、信頼していた友だちに裏切られた時だ。
ああ、あの時は、失恋して落胆していた時だ。
ああ、あの時は、事業で失敗した時だ。
私は神様に尋ねた。
「神様、あなたはずっといっしょにいてくれるものと思っていました。
しかし、私がもっとも辛かった時期には、一人分の足跡しか残っていま
せん。
あなたを最も必要としていた時に、どうして私をお見捨てになられたの
ですか?」
すると、神様は答えておっしゃった。
「いとしい大切な我が子よ。
私は、愛するお前を、決して見捨てたりしない。
お前をひとりぼっちにはしない。
一人分しかない足跡は、お前の足跡ではないよ。
その足跡は、私の足跡なのだよ。
悲しみに打ちひしがれるお前を背負って歩いた 私の足跡なのだよ。」
この詩を最近何度も読み返します。
この詩を読むと次のことが分かってきます。
・人間は1人では生きていけないということ。
・人間は周りの両親、兄弟、友人、その他の人々、さらには自然、動物などによって生かされているということ。
これを理解できると心に感謝の気持ちが沸いてきます!ここが私にとって(いや、みなさんにとっても!)重要なことではないでしょうか???
心臓は寝ている間も動いてくれています。目は乾かないように瞬きをしてくれます。傷は自然と治ってくれます。食べたものは自然と排出したくなります。
これらすべて自分の力でしているものではありません。
感謝の気持ちが大事、だからこそ、その分をすこしでも皆さんにお返ししたい、それが社会貢献なんだ!だからこそ人のためにがんばるんだ!ということが少しずつ分かってきました。
自分のことを考えすぎると不満が出てきます。人の悪い点ばかりが目に付きます。これはわがままですよね。(反省・・・)
まずは、感謝の気持ちを絶えず持つこと、これが私の今の目標です。
ぶんさん、本当にありがとうございました。