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Since October 17,2005-2008 (無断複写・転載禁止) 【写真1】 大分県九重町:「九重”夢”大吊橋」です。平成の大合併を避け、自律財政を目指して造った観光用の吊橋です。2006年10月末に開通し、今年の4月に300万人を突破しました。入場料収入は想像を絶するほど入ってくるそうです。 0019 全国フォト・キャラバンの実際 (車中泊2) ●このサイトは、次の構成に沿って展開しています。 Starts on Blog(ブログ開始)・・・・・・・・・・・・・・・(完)20051017 1:全国フォト・キャラバン入門(沖縄から)・・・・・・・・(完)20051019 2:全国フォト・キャラバン入門(北海道まで)・・・・・・(完)20051026 3:まえがき・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(完)20051101 4:夫婦で行く全国フォト・キャラバンについて・・・・・(完)20051129 5:全国規模のフォト・キャラバンのすすめ・・・・・・・・(完)20060109 6:全国フォト・キャラバンカーの選択(1)・・・・・・・・(完)20060128 7:全国フォト・キャラバンカーの選択(2)・・・・・・・・(完)20060202 8:全国フォト・キャラバンカーの選択(3)・・・・・・・・(完)20060211 9:キャラバンカーの装備編(1)・・・・・・・・・・・・・・・(完)20060510 10:キャラバンカーの装備編(2)・・・・・・・・・・・・・・(完)20070103 11: 新しいキャラバンカーの誕生 D5!・・・・・・・・(完)20070224 12:キャラバンカーの装備編(3)・・・・・・・・・・・・・・(完)20070629 13:全国フォト・キャラバンの実際(スタート直前)・・・(完)20070902 14:全国フォト・キャラバンの実際(スタート直後)・・・(完)20071028 15:全国フォト・キャラバンの実際(食事)・・・・・・・・・(完)20071231 16:全国フォト・キャラバンの実際(行動1)・・・・・・・・(完)20080301 17:全国フォト・キャラバンの実際(行動2)・・・・・・・・(完)20080426 18:全国フォト・キャラバンの実際(車中泊1)・・・・・・(完)20080621 19:全国フォト・キャラバンの実際(車中泊2)・・・・・・(完)20080830 20:全国フォト・キャラバンの実際(留守宅管理)・・・・・・次回予定 (高齢者に読み易くするため、大きめの15ポイント文字を使用しています) 今回は、車中泊のまとめ編です。上記目次の一覧の中でも、この車中泊のテーマは、最も注目してもらいたいテーマであり、最も大切な「術」でもあります。つまり、安心して安眠できるか否かは、明日の活動のみなもとに直結するからです。良い安眠を求めるためには、過去の色々な体験や、推理・推察力や、情報収集力などの総合力が重要となります。以下に、チョッピリ辛口の車中泊術について述べます。 1:車中泊の危機管理心構えについて 昔、日本の社会は、世界一安全?であったと言われていました。しかしながら、昨今の報道から分かるように、現在日本全国で大きな事件が頻繁に発生しており、もはや以前のような安全な国ではありません。 昔は隣近所の大人達が、よその子供達に対して、その親のようになって叱ったり躾たりした、社会全体の防犯自治意識がしっかりしていました。しかしながら、敗戦後は欧米流の核家族化が急速に進められ、個人主義と権利だけが大きく尊重されたため、諫めたり叱ったりできた意識が隅っこに追いやられ衰退・崩壊したと言えるでしょう。直近の例では、新幹線の女性乗務員が乗客の面前で暴行されているにも関わらず、乗り合わせていた乗客の誰一人も制止せず、他人事のように傍観していたとの報道や、年間約35000人に達する自殺者の報道を聞くにつけ、日本が大きく傷んでいることを痛感させられます。 全国フォト・キャラバンで小さな静かな田舎に車中泊しても、暴走族の爆走や、スケボー族が夜中に傍若無人に振る舞う様や、欧米流の落書きなどを、あちこちで見かけます。道の駅も同様のありさまで、夜になると怪しげな人間がたむろしてきます。捜査権限がないので現場を押さえられませんが、危ない物の売買を行っていると私は見ています。また、オートバイの脇に一人用のテントを張って寝ているところへ、酒気帯び運転と思われる大型のSUV車がテントの直前まで走り込み、ライトを点灯させたままカーステレオを流し、車内で女と戯れている現場を目撃しました。翌朝、テント内のライダーと話しましたが、ライダーは恐怖のためサバイバルナイフを握りしめていたと語ってくれました。 以上は、私自身が実際に目撃・実体験したり、メディアで報道されたことばかりです。ことほど左様に、日本国は大変危ない国となっていることを素直に知る必要があります。 従って、全国フォト・キャラバンの危機管理の心構えの基本は、こうした事実を知った上で、車中泊をいかに安全に重ねて行くかの工夫をするしかないのです。 2:車中泊の危機管理策ABCについて 危機との遭遇は、常時あるわけではありません。しかし、常にその危機と隣り合わせであることも事実です。以下は、現在私たちが採用している道の駅での危機回避策とヒントを参考までに列挙します。 1案、スケボー族対策として、車中泊場所決定前に、必ず施設のベンチのエッジの傷具合をチェックします。ベンチの傷がスケボーにより付けられたものか否かを判断するのです。多少の経験が必要となりますが、回数をこなすことで分かります。スケボー族は、眠りに入った頃に車の横でガラガラゴロゴロと騒がれるので始末が悪いのです。なるべく、ベンチから離れて駐車位置を確保しましょう。不幸にして車の近くでやられた場合は、潔く車を遠くへ移動させましょう。 【写真2】 スケボー禁止立て札が出されていてもスケボーは行われていました。 2案、暴走・ローリング族対策として、施設の路面をよく見ましょう。路面にタイヤのこすった跡が沢山残っている場合は、そこがローリングの練習場所や集合場所となっていると考えられます。この場合は、他の車中泊候補地へ移動したほうがいいでしょう。 【写真3】 意図的に、ピンぼけ写真をセレクトしました。何が行われているか想像してみて下さい。 3案、最悪時の対応策として、車への接触や、口論・暴力沙汰になった場合は、極力記録をしっかり残しましょう。デジカメ撮影、IC録音、目撃者を確保し、携帯で警察へ通報しましょう。但し、場所によっては、パトカーがすぐには駆けつけられない場合があることも計算に入れましょう。 4案、絶体絶命の超最悪時を想定した対策のヒントとして、無駄死にしたくない、迷宮入りにさせたくないのであれば、ウルトラ対応を各自考えておくことも必要です。 3:車中泊の位置決定のヒントについて フォト・キャラバンの宿泊場所については、前回紹介したように、 1、有料宿泊施設(ホテル旅館等施設)利用コース 2、有料宿坊、民宿利用コース 3、有料道路のSA・PA利用コース 4、道の駅利用コース 5、神社仏閣+公園駐車場利用コースなどがあります。 この中の1~3の有料宿泊施設を除き、4と5に限定して述べてみたいと思います。 車中泊する場所決定の基本は、危機管理上の観点から決めるようにしましょう。 イ)車の出入口の確認:居眠り運転で飛び込まれないように、流れを読む。 ロ)トイレの位置確認:トイレの近くは便利だが利用車両も多いだけにウルサイ。 ハ)自動販売機の位置確認:まぶしいし、利用の度にビン・カンの落下音がウルサイ。 ニ)大型駐車位置の確認:排気ガスが多くて臭い、ディーゼルエンジン音がウルサイ。 ホ)外灯の位置確認:直下だと昆虫等が車上で乱舞したり、カラスや鳩などの糞害あり。 等を頭に入れ車中泊位置を決定しましょう。 4:車中泊のまとめについて 車中泊地の候補は、なるべく午後3時頃までに決定しましょう。遅くとも、午後5時頃までに候補地に到着しましょう。その理由は、車中泊位置決定を有利にするためです。場所取りは先着順となりますので、早く到着することにより希望する位置を確保しやすくなるのです。 今回は、全体に辛口となりましたが、なにも全国フォト・キャラバン場面に限ったことではありません。日常生活においても十分当てはまる指摘事項だと思います。 【写真4】 広い道の駅の駐車場で、このように2台しか車中泊しないこともあります。残る一台は、無線交信車で右側に車中泊していました。 次回は、フォト・キャラバン中の「留守宅管理について」を述べる予定です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 7, 2024 10:35:01 AM
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