全国写真旅・入門

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【写真１】　辛口コメントの後は、「赤福」画像で和んでください。過般、世間を騒がせた老舗の和菓子ですが、味は衰えていませんでした。　　　　

　　　００３１　全国フォト・キャラバンの実際　（運転術７）　　

　● このサイトは、次の構成に沿って展開しています。　
　Starts on Blog（ブログ開始）・・・・・・・・・・・・・・・・（完）20051017
１：全国フォト・キャラバン入門（沖縄から）・・・・・・・・（完）20051019
２：全国フォト・キャラバン入門（北海道まで）・・・・・（完）20051026
３：まえがき・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・（完）20051101
４：夫婦で行く全国フォト・キャラバンについて・・・・・（完）20051129
５：全国規模のフォト・キャラバンのすすめ・・・・・・・・（完）20060109
６：全国フォト・キャラバンカーの選択（１）・・・・・・・・（完）20060128
７：全国フォト・キャラバンカーの選択（２）・・・・・・・・（完）20060202
８：全国フォト・キャラバンカーの選択（３）・・・・・・・・・（完）20060211
９：キャラバンカーの装備編（１）・・・・・・・・・・・・・・・（完）20060510
１０：キャラバンカーの装備編（２）・・・・・・・・・・・・・・（完）20070103
１１：新しいキャラバンカーの誕生　D５！・・・・・・・・（完）20070224
１２：キャラバンカーの装備編（３）・・・・・・・・・・・・・・（完）20070629
１３：全国フォト・キャラバンの実際（スタート直前）・・（完）20070902
１４：全国フォト・キャラバンの実際（スタート直後）・・・（完）20071028
１５：全国フォト・キャラバンの実際（食事）・・・・・・・・（完）20071231
１６：全国フォト・キャラバンの実際（行動１）・・・・・・・（完）20080301
１７：全国フォト・キャラバンの実際（行動２）・・・・・・・（完）20080426
１８：全国フォト・キャラバンの実際（車中泊１）・・・・・（完）20080621
１９：全国フォト・キャラバンの実際（車中泊２）・・・・・（完）20080830
２０：全国フォト・キャラバンの実際（留守宅管理）・・・（完）20081031
２１：全国フォト・キャラバンの実際（健康管理術）・・・（完）20081222
２２：全国フォト・キャラバンの実際（趣味と実益１）・・（完）20090228
２３：全国フォト・キャラバンの実際（趣味と実益２）・・（完）20090512
２４：全国フォト・キャラバンの実際（趣味と実益３）・・（完）20090801
２５：全国フォト・キャラバンの実際（運転術１）・・・・・（完）2009100１
２６：全国フォト・キャラバンの実際（運転術２）・・・・・（完）20091220
２７：全国フォト・キャラバンの実際（運転術３）・・・・・（完）20100227
２８：全国フォト・キャラバンの実際（運転術４）・・・・・（完）20100501
２９：全国フォト・キャラバンの実際（運転術５）・・・・・（完）20100731
３０：全国フォト・キャラバンの実際（運転術６）・・・・・（完）20101107
３１：全国フォト・キャラバンの実際（運転術７）・・・・・（完）20101226
３２：全国フォト・キャラバンの実際（運転術８）・・・・・次回予定

　　（本文は、高齢者に読み易くするため、大きめの１４ポイント文字を使用しています）　

　過剰取り締まりに公憤を覚えてから、検察官宛のお願い状の作成、最後の砦での鉄壁な警察官との厳しいやり取りを得ての受理、そして不起訴に至るまでの一連の精神的、心理的、経済的、肉体的負担は、想像を超えた大きいものでした。普通はあっさりと罰金を払うのでしょう。今般の体験を通して、そのあっさりと払う気持ちがよく理解できました。

　有り体に言えば、仮に、過剰取り締まりを認めさせたとしても、彼らの組織的な精神的、心理的、経済的、肉体的負担は何処へやらなのです。現状では、過剰取り締まりを受けた側としては、俗に言う「やられ損」だと言えるでしょう。
　更に、今回のように真正面から警察・検察権力と向き合う場合、弁護士のような法律と行政の両面において広くて深い知識が無い場合は、大きな「厭世観」が漂いはじめ、早々に諦めざるを得ないのではないかと思いました。体験されれば分かることですが、刑事罰が不起訴等の処分になったとしても、次の行政罰としての点数減点取り消し処分を行う場合、それが別窓口となっているため、勤めながらこの二つの処分取り消しの作業に立ち向かうことは、現実問題として困難を超えて至難と言わざるを得ないのです。よしんば、弁護士を使ったとしても１００％勝てる保障や費用対効果に疑問が残ります。

　このがんじがらめに仕組まれた違反金等の徴収システムは、年間数千億円も徴収しているのです。多くの運転者から徴収された違反金等の金額をどう思うか。また立ち向かい難くしたかのような、このシステム（法律）をどう思うかが大切です。つまり、このシステムを考えるのは役人側です。しかも、運転者側は、【喉元過ぎれば熱さを忘れる】傾向・性質等を研究して法律を立案し、改正に改正を重ねてきているように思われてなりません。ましてや、法改正を行う側の国会議員側は、法律を熟知する前に選挙の度にコロコロ変わってしまうのに対して、役人側は長期に担当するため法律を熟知し、如何様にでも工夫が施せる環境にあると言えるでしょう。

　最悪なことは、運転する側は、役人側のような組織的な勉強や防御策等の研究協力体制が無に等しいことです。従って現状では、個人的結論として、不幸にして過剰取り締まりを受けた場合、残念ながら周到に練られた役人側の案内に従った方が経済的で、精神的・肉体的にも楽だとの印象を強くさせられました。

　一縷の希望は、インターネットの時代ですから、この事案をなるべく正確に情報を発信し、多くの運転者に関心を持ってもらい、そして皆が自主的に考えるようになれば、過剰取り締まりの減少に繋げて行ける可能性があると思います。そのためにも、常に関心を持ち続け、参考文献情報やインターネット上の情報等にアクセスする努力が大切です。無論、玉石混淆の情報の選別には、高い選別力が求められることは言うまでもありません。さすれば、今まで見えなかった或いは知らされなかった現実の姿が見えてくるようになると思います。

　

【写真２】　脱輪です。最高級車も為す術がありません。前方不注意でお腹を擦ってしまったようです。

運転術７：
Ａ）全国フォト・キャラバン運転のための基本姿勢について（５）
１）メーカー側は、年々高性能な新車を発表し続けています。連動するかのように、法律も改正に改正を重ね一層厳しい内容になって行くことでしょう。このまま進捗した場合、運転者側の不利が拡大することがあっても減少することは少ないでしょう。一層心してハンドルを握る必要があります。
２）地域にもよりますが、１０月に入ったら雪対策を確実にして全国フォト・キャラバンに出掛けましょう。面倒くさがらず、タイヤの摩耗点検や、スタッドレスタイヤに履き替えたり、非金属を含むタイヤチェーンを搭載するかしましょう。
３）上記２）が面倒くさい場合は、冬季の全国フォト・キャラバンの出発は見合わせた方がいいと思います。自然界の恐ろしさは、人間の予想を遙かに超えるからです。
４）凍結防止のウオッシャ液濃度の点検と予備液の持ち込みを忘れないようにしましょう。
５）冬場は夏場同様、エアコンを多用しますのでバッテリーの負荷が高くなります。劣化点検を忘れずに行いましょう。
６）忘れずにワイパーを立ててから車中泊するようにしましょう。積雪量が多いとワイパーが破損する場合があるからです。
７）履き物に付着した雪解け水や雪対策として古新聞紙を車内に敷きましょう。できれば、四隅をホッチキス止めして、ばらけを防止しましょう。
８）履き物の選別は慎重に行いましょう。靴底が部厚いとブレーキングやアクセリングの微妙な調整が困難となり危険です。

　

【写真３】　最近、興味を覚えた「スーパーカブ１１０」です。所有者の話によれば、流れにしなやかに乗れるだけでなく、燃費が恐ろしくよく、リッター６０～６５キロ走るとの話に驚嘆しました。

Ｂ）実体験の経過概略・展開５
　その後の沙汰は全くありませんでした。こうして罰金は放免となったものの、その後の免許証更新時にゴールドは剥奪され、ブルーの免許証に変更させられてしまいました。
　今は、「過剰な取り締まりを止めるよう警察に電話をしなさい！」、と声援を送ってもらった、最強の警察官の顔が懐かしく思い出されます。今回の出来事を忘れずに、また肥やしにしながら、今後とも過剰取り締まりに関心を持ち続けて行きたいと思います。今回をもって、この項目は完了とします。