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Jun 12, 2011
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                     Since October 17,2005-2011  (無断複写・転載禁止)  

宮本武蔵

【写真1】 :宮本武蔵像・智頭急行「宮本武蔵駅」ホームの壁面に飾られています。この地は、武蔵の生誕地ですから、駅の近くには史跡が豊富に残っています。一度は訪ねる価値があります。

    0034 震災対策について(2) 「昔の武芸者に学ぼう!」


 お知らせ:「運転術9」の予定の所、「震災対策について(2)」に変更します。

 地震大国の日本で生活する限り、震災との遭遇は避けては通れません。その時の生存の可否は、「日頃の備え」や「心掛け」や、その時の現場環境で決まると言えるでしょう。そして、運良く生き残った場合は、日頃の心掛けと、装備・備蓄を活用し、自力で飲み水や食料の確保、換下着、排泄の作法、保健衛生知識、サバイバル術等を活用し、最大の努力をして救援隊の到着迄頑張るしかありません。そのためにも、日頃から多岐にわたるサバイバル関係の情報を収集し、日々その実践を行うことが大切です。

 日々の実践とは、有り体に表現すれば、昔の武芸者の心境で日々を送ることです。つまり、自分を含め、科学の発展で世の中が豊かになり過ぎ、武芸者の心境を忘却した無防備な生活を反省することです。どんなに科学が進もうとも、自然の脅威や猛威は突然襲来し、科学を簡単に超越して人間に襲いかかってくることを忘れてはならないと思います。従って、のんきで豊かな生活を送りつつも、「頭の隅」に、「心の隅」に、武芸者の心境に想いを馳せた生活を送ることです。

 例えば、武芸者は、いかなる場合でも己の身を守る為に、寝る場所の陣取り方や、大小の刀や武具を身近に置いて寝たように、我々もその心構えを学ぶことです。また、真剣勝負を挑まれたり、挑んだりする場合、相手と己をよく熟知し戦いに備えたように、自然の猛威とはどのようなものか、過去の事例を広く知り、個人での装備や心掛けは如何にあるべきかを考えた日々を送り、心構えでは、自力本願で耐え抜く強い気持ちを持ちましょう。

 なお、今回の2も、前回の1も、震災に限らず、災害全般に共通すると思います。以下を参考までに列挙します。

 【備えあれば憂いなし:備蓄と分散管理の徹底を!】

)飲料水:家族構成に相応しい量のペットボトルを蓄えましょう。開封さえしなければ、消費期限が多少過ぎても沸騰させればOKです。

)非常食:乾パン、ビスケット、カロリーメイト、インスタント食品、飴類、各種缶詰類を蓄えましょう。

)カートリッジ式コンロ:非常時の「火力源」として大活躍します。必ずガスボンベ数本と風防を一緒に備えましょう。コンロは自動着火で、ライターやマッチの代わりになります。

            ガスコンロ

【写真2】このガスコンロは、ボンベを2本使うやや大型コンロで、多人数の料理に対応できます。無風状態の期待は不可です。市販品か手作りの風防を用意し、火力の無駄を無くしましょう。

)コッヘル:キャンプ用小型システム調理鍋で、調理以外に多目的に使えます。

)魔法瓶:沸かしたお湯を長時間保存し多目的に使えます。特に、冬季の歯磨き、うがいには欠かせません。保温力の高い大小の製品を選びましょう。

)衣類:下着類等です。羽毛製品の防寒着は超コンパクトに収納出来ます。

)ちり紙:トイレットペーパーよりもコンパクトで経済的かつ多目的に使える、400枚200組入のボックステッシュを選びましょう。

)工具類:バール、サバイバルツール、家電製品300W前後対応のAC・DCインバーター1組を用意しましょう。

            インバーター

【写真3】自動車のエンジンから家庭用の電気器具を使うときに使います。備蓄燃料でエンジンを動かしましょう。

)備蓄燃料:消防法適合品ガソリン缶に備蓄し、必ず冷暗所に分散格納をしましょう。なお、ポリタンクにガソリンを入れての保管は危険ですから、絶対に止めましょう。

10)自転車:3段ギヤ付以上の自転車で、なるべくパンク防止のため「MTB」用タイヤに履き換え、空気圧も高めにして置きましょう。または、MTB用タイヤを履かせた燃費のよい50CCのオートバイも役に立ちます。いずれも、パンク修理キットを本体に装着しましょう。

11)照明:充電式ライトか乾電池式ライトを備えましょう。火力式ライトは二次災害を引き起こす可能性が高いので見合わせましょう。乾電池は、自然放電が非常に少ない充電式エネループ電池がお勧めです。

            エネループセット

【写真4】繰り返し使える充電式電池です。初期投資が若干高いが、長期間使えば元が取れます。

12)情報機器:携帯電話、ポータブルカーナビ、手動式充電型防災ラジオ、トランシーバー等が震災時に大活躍します。

            小型カーナビ、災害用携帯 
【写真5】
災害、アウトドア専用の「携帯電話」で、電池が大型のため、長時間の使用が可能です。機能も至れり尽くせりです。小型カーナビの「ゴリラ」も超多機能で、応用次第で活躍大です。なるべく、予備のバッテリーも調達しましょう。

            災害用ラジオ 
【写真6】
震災後品不足が生じ、ネットオークションでは、高値で売買されました。日本が生んだ世界のソニーの製品に感謝です。

            トランシーバー 
【写真7】
震災後は当分携帯電話の通話ができません。トランシーバーの出番です。平地では、1キロ前後の通話が可能です。


13
)小型折りたたみスコップ:屋外での排泄行為の穴掘りと、その後の排泄物を土で覆うために必要です。

            小型スコップ

【写真8】
無くてはならない必需品で、トイレ以外でも活躍します。無論、屋外の排泄行為は、仮設トイレが届くまでです。

14)身だしなみグッズ:災害時に身だしなみ?とは、と疑問も沸くでしょうが、災害時だからこそ、気分転換が必要です。その効果が非常に高いグッズです。

            髭剃り、バリカン

【写真9】
震災後の避難所に、散髪や髭剃りのボランティアが入ったくらい、被災者の気分転換効果が高いグッズです。

15)アルコール:精神安定剤?として、また消毒液として用意しましょう。賞味期限が長い、泡盛、焼酎、ウイスキーにし、日本酒の場合は、賞味期限が短いので半年毎に消費と補填をしましょう。

            精神安定剤?

【写真10】不謹慎の誹りを受けそうですが、絶対に必要な物だと思います。工夫次第で大活躍します。なお、ビンよりも紙パックタイプのアルコールがベストです。


【注1】絶対に忘れてはならないことは、上記の物品等には、消費、賞味期限が必ず到来することです。定期的な消費と補充補填等が欠かせません。

【注2】家族全員で情報を共有することが大切です。

【注3】分散して管理することを忘れてはなりません。

【注4】災害では、倒壊・破壊は当たり前です。家屋の倒壊の場合、中から物品を持ち出すことは大変困難となりますが、逆に倒壊しなかった場合の備蓄品は十分活用することが出来ます。

【注5】分散管理をしておけば、物置であれば人力で比較的簡単に中から物品を持ち出すことが可能です。

【注6】分散管理が困難なマンションやアパート生活者の場合は、管理組合や大家さんとの協議をしておきましょう。

【注7】備蓄に対する投資は、命に対する保険料と思い、徐々に完備して行きましょう。

 次回は、運転術9に戻る予定です。





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Last updated  Jun 15, 2011 03:56:03 AM
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