全国写真旅・入門

Copyright(C)中山イーフォト(Nakayama e-photo)All Rights Reserved.
　　　　　Since October 17,2005 - 2016　（書込禁止・設定中）（無断複写・転載禁止）

　　
【写真１】瀬戸内海の赤潮：徳島県鳴門市・養殖産業に被害をもたらす赤潮と偶然出逢いました。生活雑排水の流入によるプランクトンの異常繁殖等が原因と言われています。65-1

　００６５　全国フォト・キャラバン入門　（まとめ＿１９）

　● このサイトは、次の構成に沿って展開しています。（６０回目以降）
６０：全国フォト・キャラバンの実際（まとめ１４）・・・・・・・20150817
６１：全国フォト・キャラバンの実際（まとめ１５）・・・・・・・20150912
６２：全国フォト・キャラバンの実際（まとめ１６）・・・・・・・20151015
６３：全国フォト・キャラバンの実際（まとめ１７）・・・・・・・20151120
６４：全国フォト・キャラバンの実際（まとめ１８）・・・・・・・20151212
６５：全国フォト・キャラバンの実際（まとめ１９）・・・・・・・20160116
６６：全国フォト・キャラバンの実際（まとめ２０）・・・・・・・（予定）

　全国フォト・キャラバンの実際「まとめ１９」の開陳で、前回の「ハ」の続きとなります。

５）フォト・キャラバン術に於ける最大の重要事項は、危機管理術です。

１２：年頭にあたり、私が思う危機管理術的な社会生活を送るに際し、政治・経済とマスコミの公正で公平さについて若干の指摘をしたいと思います。なぜならば、全国を股に掛け、フォト・キャラバンを重ねる度に、その大切さを痛感させられるからです。「安全で、安心」な社会生活を送るには、この政治・経済とマスコミが公正・公平さが機能していなければ無理です。

１３：即ち、老いも、若きも、老若男女の日常生活が、健やかで、穏やかで、安全で、安心して、元気に過ごせる社会を何人と言えども願わない人はいないでしょう。それが憧れの理想的な社会だと仮定するならば、また、そのような社会の到来を願うならば、それなりに政治・経済とマスコミが公正・公平で安定していなければ現実化は困難なことだと思います。

１４：では、現実の日本の社会は今現在どのようになっているのでしょうか、各自が視野を広く深くし、俯瞰しながら多岐にわたり社会を概観し、勉強を重ねながら着実に日々の政治・経済とマスコミの「評価作業」を行なわなければなりません。併せて、自身が社会人として課せられている責務を全うしているか否かの自己点検も欠かせないでしょう。

１５：無論、この作業を行う上で、世界の政治・経済と報道の現況を加味する必要があることは論を待ちませんが、先ずは足下の国内的な政治・経済とマスコミの現況を概観することが大切だと思います。なぜならば、それが直近の国内に於ける危機管理術の大きな滋養に繋がると思われるからです。

１６：上記の政治・経済と報道の現況を手っ取り早く見聞するには、全国フォト・キャラバンを実行することが大変有効で有意義な活動の一つだと言えます。なぜならば、政治・経済に関する新聞やテレビ報道内容と「現実との乖離」をつぶさに知る最も有効な活動だからです。

１７：つまり、全国の農村、漁村、山村、観光、産業、林業、商業、工業、行政、情報等、ありとあらゆる分野の現場で、直接・間接に関わり、車を走らせながら「実生活」をして行く訳ですから、否応なしに乖離の現場を「リアル」に知ることとなります。要するに、乖離の実態は、地元でじっと暮らしていては良く分かりませんが、全国を走りながら実生活をすることにより、新聞やテレビよりも最先端の見聞と、あらゆる分野の情報収集が行なえるだけでなく､大凡の日本社会も俯瞰できるのです。これが全国フォト・キャラバン実行の大きな「効能」の一つだとも言えます。

１８：例えば、車関係だけでも、次のような問題が列挙できます。
イ）旅先で発生する故障・修理・整備の問題、
ロ）トラブルでJAF等に救援を依頼する時の問題、
ハ）多種多様なガソリンスタンドのサービスと価格の問題、
ニ）運転マナーの問題、
ホ）多種多様な交通信号機と設置環境の問題、
ヘ）多種多様な道路標識と設置施工の問題、
ト）不思議な道路交通規則の問題
チ）多種多様な交通事故と違反取り締まりの問題、
リ）全国の高速道路の問題、
ヌ）全国の一般道路の問題、
ル）全国の道の駅の問題
オ）多種多様な駐車場の問題、
ワ）村道、町道、市道、県道、国道、農道、林道等の道路行政の問題
カ）ドライブレコーダーから見えてくる問題等、
列挙しきれないほどです。それは、想像以上に多岐に渡わり、キャラバン中に、直接・間接に関わる問題で避けては通れないことです。それも、地元ならば限定的な情報入手や体験ですが、全国規模ともなると膨大な情報入手と問題体験を好むと好まざるとに関わらず直面させられます。と同時に、マスコミ報道の偏りが如実に分かり、日本の問題点を強烈鮮烈に覚醒させられます。

１９：また、フォト・キャラバンから見えてくる衣食住関連の全国の現況として、
イ）流行のファッションと風紀の現況、
ロ）あまたの大型店舗と小売店舗の利用と現況、
ハ）網の目のように張り巡らされた多種多様なコンビニ利用と現況、
ニ）多種多様な外食産業の利用と現況、
ホ）多種多様な宿泊施設の利用と現況、
ヘ）各種金融機関の利用と現況、
ト）多種多様な通信器機と通信環境の現況、
チ）米軍基地と周辺の現況、
リ）自衛隊基地と周辺の現況
ヌ）原子力発電所施設と周辺の現況、
ル）訪問先の行政機関の現況、
オ）各種観光施設と宗教関係、
ワ）各種１００選（名城、名山、名水、名湯、名瀑、棚田、名木等）の現況、
カ）全国の医療機関利用の現況等、
その現況は、枚挙に暇がありません。上記１７）同様、地元ならば限定的なことでしょうが、全国規模の場合は、膨大かつ有益で多種多様な情報入手と同時に疑問が彷彿としてきます。結果として、現在の日本の諸問題が鮮烈鮮明に、ほぼ全体が見渡せるようになります。

２０：以上述べたように、世の中が鮮明に見渡せるようになると、関連事項の勉強も必然的に一層積極的にならざるを得ません。そして、過去の蓄積があればあるほど、また勉強を重ねれば重ねて行くほどに、自身の中で問題点が鮮明に描けます。また、それら問題点の根深さとか、広がりと恐ろしさが容易に分かり、今後の展開も予想できるようになります。
　やや抽象的な表現ながら、上記の活動から見えてくる現在の日本の問題点は、「権力にたなびく言論界」の危うさが一番心配です。新年の政治・経済とマスコミについて厳しい評価作業が絶対に欠かせません。この作業を怠ると日々の生活に大きな影響が出ます。後で悔やんでも手遅れとなります。これが、全国フォト・キャラバンの実行を通して収穫した現況危機管理認識の一端です。

　以上、危機管理術１９話でした。次回は、まとめ＿２０の予定です。

【写真２・３】洒落た意匠ケースと酒瓶
　　　　　　65-2　　　65-3

こだわりのお酒（３０）：（宮乃雪）・純米吟醸酒（三重県四日市市・株式会社　宮崎本店）
ぶらりと立ち寄った店先に、大変洒落た意匠ケースが目に止まりました。値段も純米吟醸酒としては予想以上に安価だったので調達しました。２０１５年モンドセレクション金賞受賞酒で、なかなか深味のある味でしたが、すいすいと盃は進みませんでした。悪い酒では無いのですが、好みが分かれる酒だと感じました。
注記：ここは小生の「独断と偏見によるお酒の評価コーナー」であることをご承知おき願います。ただ、長年日本酒や焼酎等のアルコール全般を愛飲してきた立場から、なるべく率直な感想を述べるよう心がけています。お酒は、フォト・キャラバンのスパイスです。　　

　【以下は、世の中を良くする情報です。】（クリックするとそのサイトに飛びます。）

１）八木啓代のひとりごと
　検察の闇の解明に鋭く斬り込む知的なブログで、「健全な法治国家のために声を上げる市民の会」の代表者です。特捜検察関連の闇の解明に、「女性、火付盗賊改方？」のような存在です。先般、衆議院で、いわゆる刑訴法等改正一括法案が、戦争法案？のどさくさに紛れ（常套手段）慌ただしく修正可決され、息苦しくなる世の中の到来を危惧されています。

２）一市民が斬る！！　
　ブログ管理者が共著で、今まで誰も踏み込んだことのない最高裁の闇に入り込んだ、すごい勇気が感じられる「最高裁の罠」を、Ｋ＆Ｋプレス社から発行されています。政治家や大手マスコミが最高裁を恐れ？闇を追求しないため、「最高裁をただす市民の会」を立ち上げられ、更に昨年８月下旬には、鹿砦社（ろくさいしゃ）から「一市民が斬る！！最高裁の闇」を出版されました。また、Ｙｏｕ　Ｔｕｂｅでも公開されています。

３）一昨年の２月に出版された瀬木比呂志（明治大学教授）著・講談社現代新書「絶望の裁判所」は、元最高裁事務総局民事局付、最高裁調査官を歴任した「本当のエリート裁判官」で、事務総局の解体や司法制度の改革を主張されています。また、昨年、同出版社から「ニッポンの裁判・明日はあなたも殺人犯！！」が出版され、昨年１０月末に第二回「城山三郎賞」を受賞したものの、「司法記者クラブ」のせいか？報道が少なく極めて小さい扱いでした。

４）「絶望の日本のマスコミ」
「最高裁の罠」といい、「絶望の裁判所」といい、「ニッポンの裁判・明日はあなたも殺人犯！！」といい、「一市民が斬る！！最高裁の闇」を大手マスコミは殆ど無視です。今後出版される本として、「絶望の日本のマスコミ」と付けられた本が出版されそうな予感がします。