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May 28, 2016
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     Since October 17,2005 - 2016 (書込禁止・設定中)(無断複写・転載禁止

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写真1夏の門司港駅(もじこうえき):福岡県北九州市、1981年開設された駅で、写真の木造駅舎は重要文化財です。なお、2018年春頃まで保存修復中です。70-1

 0070 全国フォト・キャラバン入門 (まとめ_24)

 ● このサイトは、次の構成に沿って展開しています。(65回目以降)
65:全国フォト・キャラバンの実際(まとめ19)・・・・・・・20160116
66:全国フォト・キャラバンの実際(まとめ20)・・・・・・・20160213
67:全国フォト・キャラバンの実際(まとめ21)・・・・・・・20160320
68:全国フォト・キャラバンの実際(まとめ22)・・・・・・・20160415
69:全国フォト・キャラバンの実際(まとめ23)・・・・・・・20160427
70:全国フォト・キャラバンの実際(まとめ24)・・・・・・・20160528
71:全国フォト・キャラバンの実際(まとめ25)・・・・・・・(予定)

 全国フォト・キャラバンの実際「まとめ24」の開陳で、前回の「ハ」の続きとなります。
 )フォト・キャラバン術に於ける最大の重要事項は、危機管理術です。今号も予定を変更し、前回の続き「特別編2」とします。

 4月14日に熊本地震が発生してから約一ヶ月半が経過しました。しかし、今だ約一万人近くの人々が避難生活を送られています。被災後、不幸にして病気に見舞われ、命をなくされた悲しい報道もありますので、危機管理術の向上を目指すための「車中泊術」と「戸襖」「雨戸」等を含めた若干のヒントを述べることにしました。

:今回も、前回も、前々回の震災でも多く報道された「エコノミークラス症候群「静脈血栓塞栓症」(じょうみゃくけっせんそくせんしょう)」は、凝固した血の塊が血液循環を阻害し、最悪死に至ると言われる恐ろしい症状に見舞われることです。

:この熊本震災は、過去に前例が見当たらないほど余震が頻発する異常な状態です。また、マスコミの過剰な取材が行われ、被災者から批判が寄せられたり、ボランティア活動運用システムの不備等から、せっかくはせ参じたものの参加不能で帰宅した人々がニュースになったり、はたまた被災地で「こそ泥棒」事件が発生したりと、混乱が続いています。
 こうした環境下では、当然ながら傷んだ家屋の中で寝泊まりするよりも、窮屈であっても車中泊生活の方が安全だと思われるのは至極当然な考え方だと思います。

:極端に言えば、車がひっくり返るような大地震が発生しない限り、臨時的には車中泊が一番安全な場所だと言えるでしょう。但し、車中泊は急場しのぎであって、万能ではないと言うことです。一日も早い復旧復興した住宅での生活を願わずにはおられません。

:こうしたマイナスイメージとは反対なプラスの明るいニュースもありました。その一例がアルピニストの野口健氏の支援活躍で、いち早く現地にテント供給と併せて設営や生活環境の指導まで、アルピニストとして培ってきたノウハウを惜しみなく捧げている姿には誠に感服しました。

:彼は、3.11の時も、ネパール大地震の時も、懸命な支援活動を行っています。印象深いのは、3.11後の福島の家畜の悲惨な現状等を取材し、その画像を添えたブログをアップしていることです。悪く言えば、目を背けたくなるようなブログ写真ですが、原発事故の恐ろしさをストレートに伝える手段として写真を使ったのでしょう。一枚の写真は、一万語以上に値いすることを彼は知って応用したのだと思います。

:上述のような悲惨なレポートが海外にも数例ありますが、国内の公共放送や民放で報道されたことは、私の知る限りありません。それだけに、ど迫力のある内容だと思います。そのサイトのタイトルは、「福島第一原発20キロ圏内の世界」で、この文字の上をクリックすれば今でも見ることができます。但し、気の弱い人は避けて下さい。

:長い間、全国フォト・キャラバンで車中泊生活をした自称ベテランとして、特に高齢者を視点にした危機管理術のヒントを続編として列記します。日常的な生活習慣として広く参考にしてもらいたいと思っています。

:「心構え」の繰り返しとなりますが、海上保安庁が「南海トラフひずみ蓄積」を英国科学誌ネイチャー電子版に5月23日発表したように、大震災の現実味が高まっています。
 故に片時も忘れること無く、脳裏の隅に確りと刻み込み生活をする心構えを持ちましょう。心構えが習慣化すれば、精神的にも実生活上でも重荷になることはありません。安心安全な生活習慣化が身につけば、子供や孫にも伝播し、継承性も期待できる良い習慣と言えるでしょう。
 なお、前回指摘したように、「地震発生の正確な予知・予測は不可能」ですから、何時如何なる時に遭遇してもいいように、原発を含め事前に良く学習をし、「命を守るための備え」を実行しましょう。

:原発施設周辺に居住する方々は、万が一の場合を想定して、「放射線測定器」を身近に置いておくことをお勧めします。所有することのメリットや、使い方等は同封の説明書に譲りますが、値段はピンキリで一万円前後の製品の中で、評判の良い測定器を選択しましょう。

10:以下は、特別編2の「高齢者のための車中泊術」のイロハです。あくまでも参考として列挙するものです。一番大切なことは、己の命を守るために車中泊術を学習するのだ!と言うことを忘れないようにしましょう。

:まず、車中泊の車内環境整備をすることです。2~3日程度の車中泊ならば、車の座席で我慢して寝ることができますが、それ以上の日数に及ぶ場合は、座席の段差等で体が拒絶反応を示し、就寝は不可能となります。
 従って、緊急的ながら、傷んだ家屋から「戸襖」や「木製雨戸」等を取り出し、便宜的に車内に敷いてその上で寝ることを考えましょう。

:この考えは、ワゴン車等の大きな車に対して適用できますが、セダン、クーペや軽自動車に対しては、物理的な加工を施さない限り適用はできません。従って、近場にホームセンター等が稼働していれば、或いは身近に道具があれば、板を採寸通りに切断加工し使うようにしましょう。なお、裁断後、「四隅の角の面取」と「布製のガムテープ」等で「ばり」を押さえる加工が欠かせません。
 これで座席のヘッドレストを外し、フラットにすれば板が敷けますから両足を伸ばして寝ることができます。

:一枚の寝板幅は、利用者の身長と肩幅プラス10センチ前後が望ましいサイズと言えます。とは言え、車の物理的室内サイズ以内とならざるを得ません。なお、一枚の板の上で二人寝するよりも、一人一枚の寝板の方が使い勝手と利便性が数段良くなります。

:緊急避難的、応急的には、戸襖や雨戸等の活用法は、天気さえ良ければ地面に敷いて、その上で毛布や寝袋に潜って寝ることができます。但し、損傷した家屋から戸襖や木製雨戸等が運良く安全に引っ張り出せたらの話です。

:次は、起床時の注意です。高齢者は直ぐに起床しないようにしましょう。つまり、個人差があるものの、高齢域者ほど体の劣化が進んでいますので、起床前のウオーミングアップが欠かせません。なるべく寝床で軽い運動をしてから「ロボット」のようにゆっくりと起床しましょう。高齢者の場合、若い時のように体が直ぐにフル稼働状態にはなりません。起床前に寝返りを数回打ったり、手足指の開閉を繰り返して血の循環の促進を図るウオーミングアップが大切です。

:次に、就寝前と起床時の「口腔衛生向上の徹底を図り」ましょう。つまり、車中泊生活に慣れるまでの間は十分な睡眠が摂取できないため、病気に対する免疫力の低下は避けられません。特に、口、鼻、耳、目等、人間の最も弱いところから病が忍び込むものです。
 従って、そうした所を衛生的にすることが予防になります。避難生活、なかんずく車中泊生活中は、口腔衛生の向上を図ることが大変大切です。環境的に実行することが厳しいとは思いますが、こればかりは他人様が代行することはできません。本人の実行あるのみです。

:上記の環境整備のためには、小型ガスコンロとコンロ用小型風防、予備ガスボンベ、および、金属製のやかんと中型魔法瓶が欠かせません。沸かしたお湯は、中型魔法瓶に蓄え、歯磨きや、うがい用として真水で薄めながら利用します。特に冬場は、このお湯が大変役に立ちます。避難生活者に環境整備を求めることは困難ですから、この辺は、行政的な支援が必要となります。
 上記の他、歯磨き粉、ハブラシ、歯間ブラシ、真空保温コップ、うがい薬の支援も含めた環境整備の計画をお願いしたいものです。

:古希を過ぎた私が実行している予防策です。なお、医者でないので、もし医学的に間違いがあれば、その旨ご指摘をお願いします。
 エコノミークラス症候群にならないようにするため、なるべく下半身を動かす、いわゆる「貧乏ゆすり」をしています。加えて、「下半身を冷やさず温める」ようにしています。さらに、夏場でも緩やかな足下暖房モード運転を徹底しています。
 つまりは、下半身を緩やかに温めることにより、血の循環が促進され、多少免疫力も向上すると思っています。そして、小型魔法瓶から水分として、緑茶や、麦茶等をちびちびと補給をします。特に、高齢になるほど手足への血の巡りが緩慢となってきますから、エコノミークラス症候群に掛かりやすいのだと思います。上記のアイデアは無駄にはならないと思って実行し現在に至っています。

:第一原則として、口腔衛生の向上と言い、免疫力の向上と言い、他力本願ではなく自力本願により「命を守るために実行する」ことです。

 今号は、災害特別編2としたため、「こだわりのお酒」と、「世の中を良くする情報」アップを見合わせました。一日も早い復旧復興を願う特別編2とします。

 以上は、危機管理術24話(特別編2)でした。次回は、まとめ_25の普通編に戻る予定です。





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Last updated  May 28, 2016 11:04:43 AM
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