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カテゴリ:あすか闘病
このたび、あすかに少しやっかいな病気がみつかりました。
見た目はすごく元気だし、自分の子供がまさか大きな病気になるなんて、考えたこともありませんでした。 正直、まだ現実を受け入れ切れていないです。 実感として湧いてこないというか・・・。 今後、あすかの闘病記録も綴っていこうと思います。 記録に残しておくことで、将来、何かに役立つこともあるのかな・・・。 4月に幼稚園で尿検査がありました。 その結果、あすかが「蛋白」と「血尿」で陽性の判定が出たため、5月9日、近所の町医者で再検査をしてもらいました。 その結果もやはり同じでした。 採血をして血清検査をしてもらい、翌日10日に結果を聞きに行ったところ・・・ すぐに市立病院へ行くように言われ、わけも分からないまま紹介状を受け取り、指示された時間に市立病院の小児科外来へ行きました。 小児科で待っていたのは、小児腎臓病の専門医でした。 それでも私はその時はまだ、それほど深刻に考えていなくて、検査が終ったら幼稚園へ連れて行こう・・・なんて考えてました。 まず問診。 それから腎臓の超音波検査を受けました。 続いて、再び、採血と尿検査を。 待つこと1時間。ようやく検査結果が出そろい、再び診察室へ呼ばれました。 問診の時には笑顔だった先生が、なんだか真剣な顔をしています。 その顔を見た瞬間に、なんとも言えないイヤな気持ちになったというか、不安というか怖いというか・・・そういう胸騒ぎを感じました。 先生による説明はこうでした。 病名は、通称・慢性腎炎。正確には、慢性糸球体腎炎(まんせいしきゅうたいじんえん)。 さらに、あすかは血尿に加えて蛋白の量が非常に高いことから、IgA腎症の可能性が高いとのこと。 IgA腎症の場合は、予後は悪く、将来的に腎不全を起こして人工透析を強いられる確率が高くなる。 腎不全を起こすまでの年数は、病気の進行速度によって変わるが、あすかの場合、5年~30年のうちにそうなる可能性がある。 知らない病名を告げられて、頭の中が「?」でいっぱいになりながら、いくつか質問をしましたが、先生は図を書きながら丁寧に説明してくださいました。 今後は、週に1回、尿検査をしながら経過をみていくそうです。 今の時点ではまだ食事制限も運動制限もありません。 ですが、この病気は良くなることはなく、かならず悪化するそうです。なので、いずれ生活に制限が出てくることはやむを得ないと言われました。 腎不全を起こすまでの時間を稼ぐために、薬を使って治療するそうです。 そして今日、2回目の通院日でした。 今日の尿検査の結果、蛋白がまたさらに増えていました。 先生は、前回はしばらく経過を見ると言われていましたが、今日の検査結果を見る限り、どうやら予想以上にあすかの病状は深刻のようで、来週の診察までに、畜尿という検査をして、その結果を見てさっそく投薬治療を開始する予定になりました。 また、小学生になってからにしよう、と言われていた腎生検も、近いうちにしたほうが良さそうだと言われました。 まだ4歳なのに。人生はまだまだこれから。楽しいことがたくさん待っています。 少しでもあすかが普通の生活を長くできるように、どうするのがあすかにとって一番良いのか、家族やお医者さんと相談しながら、最善を尽くしたいと思っています。 -------------- 5月10日 尿検査 潜血 3+ 蛋白 2+ 赤血球 50~99 赤血球形態 dysmorphic(大小不同) 赤血球円柱 1+ 5月17日 尿検査 潜血 3+ 蛋白 3+ 赤血球 100以上 赤血球形態 dysmorphic(大小不同) 赤血球円柱 1+ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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