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詩をよむということは、
歌を聴くということと同じなんだ。 ふっと、最近、気づきました。 一年くらい前に、図書館で、いろんな人の詩を一冊にまとめてある本を借りました。 その時に、まど・みちおさんという人の詩が心に響いてきました。 やさしくて あたたかくて 心をつよくしてくれる、そんな詩ばかりでした。 その時は、そうおもいながらも、本の題名もまとめた編者のお名前も、ひかえてはおきませんでした。 その後、古本屋で、ポケット詩集(編者 田中和雄)という本を買いました。 初めは、図書館で借りた時のように、サラっとよんで、本棚においておきました。 通勤電車のなかで、読むものを探していた時、詩集に手がのびて、ここ一週間毎日、読んでいると、一度では、みえてなかったものが、見えて来たり、はじめはあんまり好きではなかった詩が好きになったり、いろんな発見がありました。 そのなかでの 一番の発見は、好きな詩は、何度も何度も 読みたくなるんだ。 これは、好きな歌を何度も何度も聴くのと同じだなぁということだった。 そう思ったとたんに、 去年読んだ 詩集がもう一度読んでみたくなって、図書館に問い合わせたところ、 今は、貸し出し記録はプライバシー保護のために個人のデータとしては残っていないということだった。 でも、その図書館の人は、私のはなしを熱心に聞いてくれ、 まど・みちおさんのこんなような詩ということだけで、その本をみつけてくれました。 とても親切にしていただいて、ありがとう。 さっそく、注文せねば。 その本は、もっているポケット詩集と同じ編者のほんでした。 編者の田中和雄さんは、 「詩人の仕事は、生きる歓びをうたうことです。 いい詩はみな、生きる歓びにあふれています。」 と まえがきに書かれています。 その通りだなぁとおもうのです。 詩を読んでいると、自分は自分でいいんだ。 自分らしく生きればいいんだ。 自分は自分以外のなにものでもなく 自分以外のものに左右されることもなく 自分を繕うこともなく 自分を装うこともなく 自分に嘘つくこともなく 自分に素直でいいんだ。 と、おもえるのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年07月24日 18時11分17秒
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