カテゴリ:話芸・お笑い、ラジオデイズ
去る18日夜のこと、春は弥生の落語会は演芸研究家の大友浩さんプロデュースの第2回オリンパスシンクるきわめつけ落語会から。この人この一席という趣向で、立川談四楼、春風亭小柳枝、八光亭春輔のベテラン三師匠の競演。噺家さんと大友さんのトークもお楽しみのユニークな落語会です。お江戸日本橋亭には、ディープなお客様が集合しました。開口一番は春風亭ぽっぽさんで「手紙無筆」。なんでもうまいよ、この前座さんは。 さて、トップバッターは、談四楼師匠。ネタは講談でお馴染み名人噺の名作「浜野矩随」。名人の父親を持った彫物師矩随(のりゆき)、お店の主人に父親の名を汚さぬよう仕事を替えたらどうかと言われ死のうと思う。母親に死ぬ気で観音様を彫ってくれと頼まれ心血を注ぐが。。。凄みの利いた談四楼師匠の芸が光る一品に仕上がりました。 続く小柳枝師匠は、お馴染み人情噺の傑作「井戸の茶碗」。浪人父娘と若侍、取り持つ屑屋、善人ばかりが出てくるメルヘンのような噺を、今や貴重になった生粋の江戸弁で語る。これこそホンモノの落語です。泣かせる噺をさらりと粋に演じて爽やかな風を残してくれました。 トリは春輔師匠で、ネタは先代林家正蔵(彦六)が演じた長谷川伸の新作「旅の里扶持」。林屋(四代目までは「 いやー落語って、ほんと~に奥が深いですねえ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年03月24日 16時20分26秒
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