じゆう
発する声を 受け止めよう雑誌に載っていたかわいいヒール靴を履いて歩くだとか(以前は10センチ以上のヒール靴しか履かなかった)、服やかばんや靴をたくさん買いそろえるだとか、ピアノの発表会で上手に弾かないといけないだとか、足を引きずって歩く姿を知り合いに見られたくないだとか、平日なのに仕事もせずに家にいることを近所の人に知られたくないだとか、その他いろいろ、私は周りの目ばかりを気にして生きてきた。ふと、その目を自分の心に向けてみた。ヒール靴じゃなくたって、何を着て、どんな格好をしていたって、ピアノが上手に弾けなくたって、足を引きずって歩いていたって、平日に家にいたって、そんなもの、まったく問題はない。いいじゃないか、誰に咎められるでもなく、自分が自分でそうしているだけだ。というか、もうそんなことでさえもどうでもよくなった。今の私は、何にも縛られるものがなくなり、心が自由だ。ずっとこの社会での生き辛さを抱えて生きてきたが、今はそうは感じない。むしろ、今の私は楽に生きられると思う。今年も残り3ヵ月ですね。