お雛様のはがき
つまりは、好きです、と。私はおねえさんのカフェの常連客。これまで本当にいろいろなカフェを巡ってきたが、おねえさんを超えるカフェは未だに見当たらない。自分の好みかどうかは、まずは外観から始まり、店内の雰囲気、メニュー、接客、おいしさ、そして私にとっては絶対条件である静かにゆっくりと読書ができる空間、大体このトータルで決まる。お店がオープンしたばかりだとか老舗だとか、立地が良いとか悪いとか、私にはあまり関係がない。どちらにしても良いところは良いし、立地が悪くても行きたかったら行くからである。そして重要なのは、その店主や従業員のお人柄。つまり、度々ここに綴っているように、私はおねえさんが大好きなのである。いつも明るい笑顔で接客し、付かず離れずのおもてなし。なんとなく雰囲気はサザンの原由子さん。お店は築50年だけど、すっきりとした清潔感が保たれている。使用されている器なども、欠けても金継がされてあって、丁寧に使われているのもとても良いと思う。最寄りの駅から一駅先なので、いつもてくてくと30分ぐらいかけて歩いていく。何回通っても、その道すがらのうきうきわくわく感は変わらない。そして今日、お雛様のはがきにお手紙を書いて渡したよ!