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2020年06月の記事

全30件 (30件中 1-30件目)

1

ストップ記録

ストップ記録7ヶ月で途切れた記録。へへ、ついにヘルペスができてしまいました。鎖骨の窪み。自分でもいつできるだろうとビクビクしていたし、なんとなく嫌な予感は感じていたし、これだけ暑いのだから、もうできて当然だと思う。実は、先週もヘルペスもどきのようなできものができて、訝しんだのだった。ヘルペスのようでヘルペスでない。でもこれはおそらく前兆だったのだろう。うん、7ヶ月なんて信じられない記録である。十分だよ。よくがんばったね、私。とにかく今は暑いから、いえ、まだ夏はこれからなのだし、体調管理に励みます。悔しいけど、みなさん、また応援してね。ありがとう。

2020/06/30

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化粧再開するのか？

化粧再開するのか？3月末からずっと化粧をしていない。特に出かけるでもなし、めがねをかけて顔の半分以上を覆うマスクもしている訳で、もちろん日傘も差すから紫外線予防もできる。やっぱり化粧をしないって調子が良い。こんなに長く化粧をしないなんてずいぶん久しぶりだが、つくづくそう思った。そもそも、まず、手で顔を触るという行為そのものが私には良くない。湿疹がずっと出ているから、バイ菌が入って炎症が起きたりする。更にファンデーションを伸ばしたりこすったりするその刺激で、皮膚にはますます負担がかかる。そして、化粧は毛穴を塞ぐ。汗や老廃物は外へ出て行きたいのに、ファンデーションが邪魔をして、その結果行き場を失ったできものがブツブツとでき、かゆくなってボリボリかく。今は特にマスクで蒸れるから、ブツブツが膿んでしまったりする。一日の終わりには化粧は化粧落としで落とさなければならず、またこする。つまりまた刺激を与える。もう悪循環極まりない。小さい頃からアトピーだから化粧などというものに縁はなく、ただ皮膚の保護の為にオーガニックのものを使ってきたが、今後ノーメイクでいいんじゃないかとさえ思う。いえ、たぶんそれが一番良い。ふと、化粧の本来の意味がわからなくなってしまった。

2020/06/29

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歳を取ると事勿(ことなか)れ主義になる

歳を取ると事勿(ことなか)れ主義になる「実際此処マデ来テシマッテハ外ニ道ハナサソウデス」「人間はあきらめと云うことが肝心だから」「彼女が身につけたそれらの付け焼き刃は、一つとしてあとに残るものはあるまい。惜しいという気持さえ、落とし物をした気持さえ感じないだろう。時が徐々に彼女の借り着を脱がせて、正体の現われる日がかならず来る。そうした飾りに相手が心を奪われているのだとしたら、彼が胸に抱きしめているのは、主(ぬし)なき粧(よそお)いに過ぎず、思い出…悲嘆と絶望でしかあるまい」「それは誰だって一度は死にます。…どうせ死ぬにきまっています。…それは分っていますけれども、…」「わしは窓を閉めるのを仕事にしているし、家内はそれを開けてまわるのを仕事にしている」「われわれの世界は、不協和音の餌食になっている」「あなたにお訊(き)きしようと思っていたんだけど、この世に、疑えないものなんて、あると思う？」「ある人にとって正しいことも、他の人に正しいとは限らない」「人々はだまそうとばかりする。見せかけばかり気にする結果、自分が何者だかわからなくなってしまいます」「つまり、医学で言う病気を散らしたにすぎないのであって、別の病気がそれに代わるのである」

2020/06/28

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大丈夫かしら

大丈夫かしら「足の為に」と思い毎日散歩へ出かけるようにしていたが、急に暑くなり、外出することが億劫になってしまって、一日また一日と散歩の日数が減ってきた。図書館も来館推奨時間なるものが設けられていて、私たち一般人は14時〜。暑くて行けず。大丈夫かしら、私。ううん、大丈夫かしら、足。

2020/06/27

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亀とおばあちゃん

亀とおばあちゃんずいぶん前の話なのだが、ふらりと歩いていたら、昔ながらの戸建ての軒下に小さなおばあちゃんが手に亀を持って立っていた。私はとっさに、あ、カメ、と言った。そうしたら、その小玉のようなおばあちゃんが、「もう〜、あたしが死ぬより先に死んで！あっはっは」と豪快に笑った。どうやら、若い頃からこの亀を飼っているが、亀は寿命が長く、このままだと自分の方が先にくたばってしまうから早く死んで欲しいのだそう。水槽を掃除しながら、だって誰が掃除するのよ、と毎日のように語りかけているらしく、この上なくチャーミング。そんなことお構いなしの当の亀は、手足をバタつかせとても元気であった。あれから幾年。私の散歩コースであるおばあちゃんの家に亀はまだいる。隣の水槽には金魚も数匹スーイスイ。こりゃ当分長生きするな。

2020/06/26

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しとしと

しとしと最近ちょくちょく妹から電話がかかってくるのだが、先日は1時間も愚痴を聞かされた。その1時間を簡単にまとめると、小学校に入学したばかりでまだ慣れていない上に、今はこんな状況だからとにかく混乱していて、家族4人みんなが疲れ果てているということ。友達もいまいちできず、二人とも学校が楽しいとは言わないと言っていた。マスクで顔がわからない、グループになってはいけない、運動場で遊ぶ時間までもが分散らしいので、そりゃそうだと思う。もんもんは二人して食い意地が張っているので、給食だけはおいしいと言うそうですが(笑)学童も結局休んでいて、昼過ぎに帰宅してからはじぃじとばぁばと過ごしているそう。もんもんの唯一和める時間はこの時間のみ。宿題を見てもらったり、一緒に遊んだり、心穏やかで優しい時間が流れているのだと思う。ところで、先日近所のピアノ教室の見学へ行ってきたらしい。ピアノをというよりも簡単な楽譜を読めるようになってもらいたいらしく、パパもギターを弾いてるでしょとなんとか宥めすかして、予定では数年ほど習わせるつもりだと妹は意気込んでいた。もんたは少しピアノに興味があるらしいが、もんじは恐竜以外には見向きもせず、本当は習いたくない。妹の気持ちは痛いぐらいにわかる。もんもんの気持ちも痛いぐらいにわかる。そんな話を聞きながら、だんだん右から左へザーッと流れていって、雨がしとしと降る音って妙にリラックスできるなぁなんて感慨深くなる私であった。

2020/06/25

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ありがとうコーヒー

ありがとうコーヒー十分楽しんだコーヒー時間。今回の経験を無駄にしないように、今後当分はコーヒーは控える方向で考えてみたい。自粛生活がいろいろと私に教えてくれた。チャンスを与えてくれた。以前からいずれはと考えていたことだから、今がそういう時なのだと思う。うん、チャンスの波に乗ろう。チャンスなんてそう度々来るものじゃないんだ。ありがとうコーヒー。しばしお別れね。

2020/06/24

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美術館へ行った！

美術館へ行った！美術館へ行った！身の毛のよだつほどの感動(笑)解除されたらみんなすぐに出かけるけど、私は私独自の自粛基準から、どこへも行かず地元のみの散歩だけに留めていたが、私がまず出かけた先、それは果たして美術館であった…。いつぶりだろうか。あまりに時間が空いたものだから、展示物の説明文を読んでもなかなか理解できずちんぷんかんぷんで、我ながらプッと吹き出してしまった。こんなに忘れてるものなのね。記憶の糸を辿ってみても、頭の中にいくつもの引き出しはあるものの、軋んでる。だーれも来ないから独り占めだった。夢のような時間を過ごした。やっぱり私は個人経営の小さな美術館が好きだ。今日はぐっすり眠れそう。おやすみなさい…zzz追記そしてもう一つ立て続けに行った。引き出しの滑りが良くなった。

2020/06/23

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小事に忠なる者は、大事にも然るべし

小事に忠なる者は、大事にも然るべし「そんなに急いで、どこへ行くの？」「いや、どこへも。ぼくは、何もすることがないときほど、忙しそうに見えるんです」「老人はこの人形を上から糸で操る人形と比較して、西洋のやり方は宙に吊っているのだから腰がきまらない、手足が動くことは動いても生きた人間のそれらしい弾力やねばりがなく、従って着物の下に筋肉が張り切っている感じがない。文楽の方のは、人形使いの手がそのまま人形の胴へ這入っているので、真に人間の筋肉が衣装の中で生きて波打っているのである。これは日本の着物の様式を巧みに利用したもので、西洋でこのやり方を真似(まね)ようにも洋服の人形では応用の道がない」「今になってはじめて、生涯自分が騙されつづけだったことがわかる。家内に騙され、息子に騙され、世間に騙され、神様にも騙され…」「われわれみたいな魚は、静かな流れの中であっぷあっぷしているんだな」「人間社会なんて、万事が多少とも詭弁(きべん)でごまかしているのだから」「ちっとも遅れてなんかいないよ、この時計からすればね。だが、きみに会いたいというぼくの気持が、時計より進んでいたってことさ」「ドウセ人生ハ平坦ナ道バカリデハナイ」

2020/06/22

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けれども、都合のいい時なんて、一体いつになったら来るんだ

けれども、都合のいい時なんて、一体いつになったら来るんだ「西洋の男は己れの恋する女人の姿に希臘(ギリシャ)神話の女神を見、聖母の像を空想する。この心持が広くいろいろな習慣に付き纏って、芸術の中にも反映しているせいであろうと、彼はそんなふうに考え、その心持の欠けている日本人の人情風俗に云いようのない淋しさを覚えた」「悲しい時には桜の咲くのを見たって涙が出るんだ」「その悲しみはただその刹那(せつな)のものであって、多くの人の例を見れば、長いあいだにはだんだんうすらいで行くのである」「老境に入ることは必ずしも悲しくない、老境には老境でおのずからなる楽しみがある、と云う気持と、そんなことを考えるのが既に老境に入ろうとする兆(きざし)だ、夫婦別れをしようと云うのは、自分も妻ももう一度自由に復(かえ)って、青春を生きようためではないのか、と云う気持と。　ー　」「もうこれでいい、このままじっとしていれば自分の運命はひとりでにきまる」「花は花なりに口をきくし、人間以上に主(しゅ)の御栄(みさか)えを語ることができますのじゃ」「<この世のならわしの、なべて煩わしくかび臭く、味気なく、無益に見えることよ！> ハムレット」

2020/06/21

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自分治療「更新」のお話

自分治療「更新」のお話半身浴をし始めて３年と１１ヶ月。今改めてひしと感じていることは、私にとって「歩くこと」こそが人生だということ。発病してちょうど13年。しばらく後にパートナーと出会ったが、なんというか、歳月そしてその1分1秒の時間というものの中には、それなりに重みがあって、言葉では言い表すことなんて到底できっこない深さと言いますか、それを絆と言うのでしょうか。エアコンの掃除した。髪の毛切った。整理整頓して少し断捨離した。夏への準備万端。今年の夏はずっと家で過ごすつもりなんだ。両手の湿疹がピークを越えて少し落ち着き、それと共に心も穏やかに。バリバリの皮で爬虫類みたいな手だったが、柔らかくふんわりとした皮膚が下から出てきた。ヘルペスはもうずっとできていない。そんなに無理しなくていいんだよ、そろそろできても仕方ないと思ってるからできてもいいんだよ、なんて思ってしまうほど心配になる。もちろんすっごくすっごくうれしいんだけど、少し複雑な私の気持ちわかっていただける？本当にこのままもうできないのかしら。私の小学校低学年からのヘルペス人生でこんなことってあるのかしら。一生付き合っていくものだと思ってた。ヘルペスは私の一部分だと思ってた。奇跡としか思えないんだけど。怪しい…、疑ってしまう…。でもこれは事実なんだ。股はいまいちだけど、背中の日の丸湿疹も、右耳の中の湿疹も、腕の湿疹も、少し楽。猛烈な湿疹を経験しているから、これぐらいならなんてことないな。汗もができ始めた。特に首と顔。コーヒーはまだ飲んでないよ。これで自分はコーヒー依存じゃないことがわかった。「喫茶店で小説片手にコーヒーを」というただの習慣だった。

2020/06/20

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珈琲物語

珈琲物語葛藤、そして、葛藤。明らかにコーヒーを飲まない方が調子が良い。これは紛れもない事実。4月から一滴も飲まなかったからこそわかったこと。これまで、飲む時は午前中に、家では飲まない、などと自分なりに条件を設けてはいたが、要するに午後に飲むと眠れなくなるからであった。家で飲むとリラックスできないからであった。自分でそれをわかっていた。そう、神経が昂ることを。いくら趣味とは言え、そこまでして飲まなければならないのだろうか。たかがコーヒーにそれだけの価値はあるのだろうか。飲めばおいしいけれど、私にとっては犠牲になるものの方が大きい。今回の自粛を通してようやく割り切って私とコーヒーとの関係を考えられるようになったらしい。このまま控え続けられたら。完全に体から抜いてしまえたら。病気そして神経過敏な私はできるならそうした方が。つまり「刺激物」だから。自粛がなかったら、苦い誘惑(？)に負け、こんなにも長くコーヒーを飲まないなんてことはきっと達成できないことである。おそらく、これはまたとないチャンスだ。ヘルペスができなくなった。不本気ながら、今また一つ次のステージへと進む時らしい。いえ、既にこれだけ経っているのだから、私はもうそのステージへ一歩足を踏み出している。趣味or肉体的本質的欲求。実に悩ましい。変わる時は得てして痛みを伴う。が、おのずと道は見えていた。

2020/06/19

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について

について世間が夏のマスクについてぼつぼつ議論し始め、ようやくか、という心境である。そんなことわかっていたじゃないか。とうの前から私は言っている。無理だって、猛暑の中でマスクをするなんて。あまり書きたくないから書かなかったけど、これだけに留めておくことにする。汲んでくださいませ。

2020/06/18

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仕事が早いね！

仕事が早いね！手が白い、皮膚が見えている、ちゃんとした人間の手。あんなに真っ赤だったのに嘘のよう。猛烈にかゆかった。バリバリの皮はすべて取れた。まだ皮膚はとても薄いし、水ぶくれが無数にあってムズムズかゆいけれど、久しぶりに私の手ってこんなだったな、と思った。少々ぽっちゃりと肥えた中学生の男の子が、スイカ柄の日傘を差していた。まんざらでもない様子。いいね、よく似合ってる。この時代日傘は必要だ。先日妹から連絡があり、今週近所のピアノ教室へ見学に行くのだとか。妹はなんでも仕事が早いね！

2020/06/17

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他を求めない、すべては自分自身の中にある。

他を求めない、すべては自分自身の中にある。六月も半ば…数ヶ月間じっとこんなこと考えてました…。私、自分をひけらかす訳ではないけれど、間違っていなかったなって思う、発病してからの13年という歳月は。半身浴や靴下をたくさん履いて、血の循環を良くして毒素を出す。断捨離をして物は少なく、部屋をいつでも清潔に風通し良く。自然素材の服や家具などを必要最小限に小ざっぱりと、化粧品もなるだけオーガニックのものを。医者には行かない、頼らない。(余談だが、自粛中、惰性で通っていた医者なぞに行かなくても問題なかった人は絶対に多いはず。)散髪などできることはできる限り自分でする。ひしと感じたことは、私の場合、散歩が心身の健康には不可欠だった。とにかくゆったり過ごし、神経が立たない暮らしを心掛ける。美術館や写真など、趣味は存分に楽しむ。小説は私の心の拠り所。女性なので、ホルモンバランスには気を配り、するとヘルペスもずっとできていない。そして、これは最も重要なこと、ただただ淡々とひっそりと今ある日々の生活を送ること、それだけでいい。他を求めない、すべては自分自身の中にある。それから、ささやかな夢は絶えず持つこと。最後に、私はできないことから逃げる傾向にある人生だが、それでいいんだ、無理して立ち向かって行って身体を壊すよりも、得意なことや好きなことに打ち込んで伸ばす人生の方が。「自分治療」と称して様々なことに励んできた。実家暮らしで独身だから母に甘え放題なことは百も承知である。だけど、それまでの生活を続けたならまた再発するに決まっていると、固定観念を取っ払って180度の転換を試み、とにかく身体を良くしようという一心で私なりにがんばってきた結果なのである。客観的にじっと自分を見つめ、身体の声に耳を傾ける。そんな年月だった。こんな世の中に誰がなると想像しただろう。信じられるものはただ一つ、自分自身だけ。ずっと孤独な生活をしているせいか、皆が言う人と会いたいのに会えないというストレスも皆無。そんな術は意外と引きこもり時代に心得たのかもしれない。さすがに図書館と美術館へは行きたいと思ったが、よくよく考えてみると、自粛生活はこれまでの暮らしとさほど変わらなかったということに気付いた。私、過去にはいろいろとあったものの、決して運の悪い人生ではないとかねがね感じていた。事ある毎にその次の道しるべというか、光がフッと目の前に現れて、それを見定めるだけの勘は自然と備わっていたのだと思う。そして、そんな私は父や先祖様に深く見守られているなと改めて思った。そして今、密かにたくらんでいることがある。考えに耽っている時にパッと頭を掠めたことだ。次回の病院は10月なのだが、私、辞退しようかしら。例の主治医がこの4月に異動かもしれないとかなんとか言っていたし、10月に終息している訳などなく、緊急でなければ病院なんて場所には行かない方がいいに決まっている。嘘も方便で、適当に上手く口から出まかせを言い、キャンセルしよう。もしかしたら、これは病院から離れるとてつもなく良い機会なんじゃないかとそう思えてならないのである。そう、私が考える最大の「自分治療」、それは病院と縁を切ることなのであった。もう何年も前から考え続けていること。10月がチャンスであることだけは確かだと思う。これを逃すと次はないかもしれない。この考えに委ねてみてはどうだろうか。できるんじゃないだろうか。これまでの我が人生においての取捨選択だけは先見の明を以って全うしてきた。今月で13年。心に思い描いてみる。病気一切から解き放たれた未来を。病気から卒業して生まれ変わった私を。ついに来た、私の時代の到来ではないか！

2020/06/16

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お花たちの水浴び

お花たちの水浴び暑いんだけど、汗だくなんだけど、雨なんだけど、マスクが苦痛で仕方ないんだけど、それでも家に籠りっきりだと心がしんどくなってしまうから、少しだけでも歩きに行こう。30分だけでも。ううんたとえ20分だけでも。そんな今日この頃。するとかわいらしい出会いがある。お花たちの水浴び。

2020/06/15

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化粧とコーヒー

化粧とコーヒー化粧をしないで肌を労ること。コーヒーを飲まないこと。今回の自粛生活を生かしてじっくりと励んできたこと。これらに関しては、実に実りある期間だった。顔の皮膚はかなり良くなり、正直もう化粧はしたくないと思ってしまう。コーヒーは、完全に控えたことによって、体は軽くなったような気がする。結局のところ、コーヒーには覚醒作用があり、つまり眠れなくなったり「ハイ」の状態になる訳で、私は敏感なのでそういう自分を身体で感じていた。コーヒーを抜いたことによって一日を通して神経が一定に落ち着くという生活を初めて体験し、要するに身体が楽だったのである。これだけがんばったのだから、この経験を棒に振るなんて実にもったいない気がする。化粧は紫外線予防と皮膚の保護の為に辞めることはできないと思うが、コーヒーは辞めてもいいような、いえいえ辞めた方がいいなと思った。

2020/06/14

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妹の焦り

妹の焦り自粛生活が始まってから、妹がちょくちょく電話をかけてくるようになった。元気？と最初に聞くが、その後はすべて妹の愚痴で、要するに鬱憤晴らしの為に暇人の私ならいつでも気兼ねなく聞いてくれるからという理由である。もう一気にまくし立てて息つく暇もなし。私が相槌を打つよりも先に自己完結して次の話題へと移り、9割方もんもんのことなのだが、とんでもない早口で、関西人ならではの頭の回転は実に日本一だと思う。そんなママを見ているから、もちろんもんもんも愚痴を言う。愚痴が愚痴の連鎖を呼び、そして私はここで愚痴を綴る…。妹の気持ちを察すると、たぶんだけど、もんもんへ「学校以外」の居場所を作ってあげたいんだと思う。学童にも行っているから、朝から晩まで学校にいる訳で、そうではなくて、午後には習い事へ通わせて親としていろいろな分野での体験を数多く与えてあげたい、とまぁ代弁するとこんな感じだろう。今スイミングスクールへ行っているから、後二つほど習い事を増やしたい。その内の一つが私が先生となるピアノだったが、こんな日々の中では難しかろう、近所で良い先生はいないもんか。男の子だから更にもう一つぐらいスポーツを。もんじは将来恐竜博士になりたいと言っているから、理科や実験などそういう方面の教室なんかも探したい。私からすると妹の見えない焦りを痛く感じてしまうのだが、得てして親というものはそういうものだ。特に今はね。入学したてということと、こんな日々だから。今は学校に慣れることだけで十分なんじゃないかなんて、口が裂けても言えなかった。とにかく、相当腹に溜まっている模様。その内、心身に影響を及ぼさないかが心配だ。

2020/06/13

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手に入らないものもあるんだ

手に入らないものもあるんだ「孰方(どっち)が悪いと云うのではない、もしも悪いと云う者があれば、それは現代に通用しない古い道徳に囚われた見方だ」「なるべくならば社会の隅(すみ)に小さく、つつましく、あまり人目に立たないように、そして先祖の位牌(いはい)にも傷をつけないようにして安穏(あんのん)に生きて行きたかった」「ぼくの誤りは、一つの観念から出発すること、」「ぼくも初めおやじに対してあつらえに親孝行を仕立てた。しかし、着てみると少しだぶだぶするので、寸法を縮めざるをえなかった」「海水の鹹(から)さの変化によって死ぬ魚があるんですって。また反対に、鹹さの変化に堪えて、塩分の薄くなる、潮流の境目のところに陣取って、弱ってきた魚を食べるものもあるんですって」「歓楽の道は奈落へしか通じていなかった」「勉強家はいつも、もっとやればやれたのにと思うものさ」「四時だ。夜がやっと白みかけたばかりである。勇気凜々(りんりん)と一日の仕事にかかるには、まだ休息と空想の一時間がある」

2020/06/12

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手の湿疹

手の湿疹雨の季節到来。頭痛いなぁ。両手の猛烈な湿疹は、某有名企業の石けんからオーガニックの石けんへ戻した途端にサーッと引いて良くなり、今現在グーもパーもできるようになった！明らかに今までとは種類の違う湿疹で、どう考えても冷え取り健康法の好転反応の湿疹ではなかった。がんばっても耐えられない湿疹。日に日にひどくなってゆく湿疹。要するに何かの化学物質に私の皮膚がかぶれた。こういう湿疹にこそステロイド薬の治療が必要なのだ。(それにしてもなぜこうも湿疹が出たのか。化学物質が入っている食器を洗う洗剤は長年使っているけれど、何ら問題なし。)もうこんな目には合いたくない。日常生活で湿疹を気にせず手を使えるってこんなにうれしいことなんだと痛感する。

2020/06/11

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運命とは逆らうことのできない力である

運命とは逆らうことのできない力である「苦しみはいつでも喜びのそばにありますし、」「若さも時間ももうない」「まるで涙みたいだ。だが、泣くよりは汗をかくほうがましだろうさ」「と、たちまち響く太鼓の音、閉門だ。一同退場。これでこの芝居は終わる。わかるかい？何かこう、いっさいの終り、死といったものの印象を与えようという狙いだ…もちろん、死を表面に出しはしないが」「憶説は文明の土台である」「風呂は一日の苦労をいやす何よりの薬だった」「Aさまは、夕食にはお戻りになりませんのですか」「寝にも帰らないんだよ」「脇腹の痛みは、悲しみと一つになり、悲しみを証拠立て、悲しみのありかを示しているような気がした」「ぜんたい「子供子供」と云うが、既に十歳以上になれば、気の廻り方は格別大人と変ったことはないのである」

2020/06/10

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淡い期待

淡い期待ヘルペスができなくなって7ヶ月。記録を大幅に更新し続けている。もしかして、もしかして、1年なんてこともあり得るんじゃ…？むくむくと淡い期待が生まれる私。去年はあまりにも出来過ぎた。ひど過ぎた。今振り返ってもちょっと変だったように思う。体内からヘルペス菌が一気に全部出たんだろうか。

2020/06/09

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事の顛末を語る…

事の顛末を語る…みさなんご存知のように、もともと手が荒れていた。かれこれ数年、手の平も手の指も夥しい水ぶくれができていて、冬にはあかぎれ、黄色い汁と血が固まり、延々治ることはなく、ステロイドは絶ったからまぁその内治るでしょうと放っていた。で、今回の件で、手洗い消毒励行と相成った。私はかねがね私専用の石けんを使っていて、母はCMで流れているような商品を使っているのだが、私は皮膚が弱いからなるべくオーガニックのものを、化粧品などもある程度成分を確かめた上で、負担の少ない安心できるものを選んできた。しかし、それでちゃんと細菌は死滅するのだろうか、化学物質が入っている方がいいんじゃなかろうか、と、オーガニックだと何となく不安を覚えた為、その母が使っている某有名メーカーの石けんをしばらく使ったのである。いやはや、それがいけなかった。見事に肌が負けた。使ったそばから一気に手は乾燥し、必要な油分までも根こそぎ取られる感じは半端なく、普段使っているオーガニックとこんなにも違うのかと唖然とした。毎日散歩には出るようにしていたので、要するに1日1回この石けんで洗うだけなのに、日に日に肌は荒れていって、ついには皮膚科が頭に散らつく始末。真っ赤にただれてパンパンに腫れ上がり、手がぽってりと一回り大きくなったようになり、グーもパーもできず、痛過ぎて手に心臓があるみたい。手全体が、あかぎれができた時に切れる赤い部分みたい。更に消毒などで刺激されるともう飛び上がらんばかりに染みて、そこから居てもたってもいられないほどのかゆさが襲い、ただただ無心でボリボリかきむしる。気が振れたんじゃないかと思うほどひたすらにかいて、これ以上かけないとしこたまかいたところでようやく納得して鎮まって自分の手を見ると、ギャッと目を剥くほどに血だらけでびっくりするのであった。(図書館に行きづらい原因もこれである。職員に一挙手一投足を見届けられている中で消毒液をシュッとする、そのたったの一押しが苦痛で堪らない。)ちょっとこれでは本当に何もできず、タオルも絞れない、お箸を持つにも難儀する、ありとあらゆる場面の日常生活で支障をきたす為、結局、解除と共にオーガニックの石けんに戻した。限界だった。湿疹の「種類」が違った。すると、目に見えて落ち着いていった。2割ほど良くなった。今、辛うじて左手だけパーができるようになった。恐るべし化学物質、だと思わずにはいられない。ということで、少し気持ちが治まり、このブログを書いている。皮膚科が散らついたのは久しぶりだった。散々だった。これ以上はご勘弁願う。化学物質使用前の湿疹に戻ってくれたらそれでいいから。

2020/06/08

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模範的日々

模範的日々今回の自粛生活で、昼夜逆転したとか、肥えたとか、そういう事態に陥ってしまった方が少なからずおられるようだが、私自身は、もう驚くほど規則正しい生活を送っていた。朝昼晩3食腹八分。朝には散歩。少々の昼寝。1時間〜1時間半の半身浴。6.5時間〜7時間の睡眠。時間もほぼ正確で、太ることも痩せることもなく、至って体は健康だった。心的ストレスはさて置き、なんてハツラツとした生活だろうと言うほど模範的な日々を過ごしていた。引きこもり時代と発病後とはもう大違いだ。ホルモンバランスが整ったから、こういう生活を送ることができるようになったのだと思う。更にはコーヒーを控えていたから、もっともっと体は軽く。今回の自粛生活も、あながち悪いものではなかったんだ。

2020/06/07

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カフェへ

カフェへ少し気分は上向きです。手の湿疹がピークを越えました。そしてカフェへ行ったのです！ストレス発散の場がなく、どうしても心身辛くてついに行きました。でも、まださすがにコーヒーを頼むことは躊躇われ(だってこんなにがんばってるんだし)、だから甘いものを飲みました。みなさんお騒がせしました。この日常で、なかなか自分の心をコントロールするのは難しいな、なんて思うこの頃ですが、だからこそそんな自分を受け入れ、今こそ淡々とした日々を過ごしていく時なのだと思いました。いっぱいあるのらねこちゃんの写真を振り返りながら。

2020/06/06

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自分治療「更新」のお話

自分治療「更新」のお話半身浴をし始めて３年と１０ヶ月と半月。発病したのは2007年の6月。今月で13年となった。今、私は、至って、健康体、です。両手が無性にかゆいなぁ。右耳の中も一面かさぶただなぁ。汗もができるようになってきたなぁ。首がかゆいから髪の毛切りたいなぁ。解除されたけど出かける気にはならないなぁ。それにしてもマスクはなぜこうも暑いのかなぁ。付けたら鬱っぽくならない？明らかに美術館への興味関心は薄れたなぁ。図書館も利用制限がされててなんだか行きにくいなぁ。この夏はどうやって過ごすんだろ？6月に入って急に暑くなった。季節ごとに3ヶ月予報なるものが発表されるが、今年の夏は全国的に暑くなる傾向、って、毎年そう言うじゃない！言われなくてもわかってるよ！っていつも思う。そろそろエアコン掃除しようか。今年は家にいる時間が長くなることを見込んで、この間、風が直接当たらないように取り付ける風除けカバーとかいうものを買ったんだ。目は乾燥するしのどが痛くなっちゃうからね。少なからず日々ストレスを感じていて、その上至福の極みだった「喫茶店でコーヒーを飲みながら小説を」という時間までをも奪われたことはなかなかの痛手であり、いえ、コーヒーを控えることは自分で自分に課した訳だから八つ当たりするのは見当違いであること甚だしいが、兎にも角にももう辞めることにする。2ヶ月間がんばった。それでいい。十分。心身に影響を及ぼすほどまでの我慢は逆効果。というか、私は「喫茶店でコーヒーを飲みながら小説を」という『時間』を欲しているんだ。みなさんは解除後出かけた？私は変わらず家にいます。

2020/06/05

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う〜ん、コーヒーの香ばしいいい香り♪

う〜ん、コーヒーの香ばしいいい香り♪午後は暑くてどう考えても歩けないから、朝ごはんを食べた後に散歩するようになった。できる限り毎日。やっぱり朝に歩くのは気持ちがいい。午後よりも遥かに空気が澄んでいて、清々しい。と、散歩途中にふと喫茶店の前を通りかかる。う〜ん、コーヒーの香ばしいいい香り♪いやいや、今私はコーヒーを控えているんだった。と戒めながらも、後ろ髪引かれ、じとっとした視線を注ぐ…。う…悩ましいわ！こうやって何度も何度も誘惑には抗えず、意思薄弱と言いますか、自分をたしなめつつ、これは趣味なんだとどこかから理由を探してきて、えー、ほとぼりが冷めたらカランカランと喫茶店の扉を開けていることでしょう。無理はダメなのよ。無理は続かないのよ。潔く諦めます。せっかくだから、もう少しがんばりますけど。

2020/06/04

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だって、人間だもの。

だって、人間だもの。朝の日課、散歩。大きな公園へ行ったら亀がいた。のらねこちゃんが狙ってた。しばし三者面談。5月末までの美術館へは結局行かなかった。気分が乗らなかった。チケットを買った時はあんなにウキウキしたのになぜだ？こんな世の中なのだから自然な感情だ。だって、人間だもの。のっそりのっそり。

2020/06/03

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掃除した

掃除した片付けって急にしたくなる。なんだか突然衝動に駆られ、一気に、取り憑かれたように、無心でやった。ちょっとしたものって知らず知らずのうちに溜まっていて、小さなものほど溜め込みやすく、そしていつしか積もり積もって大きなゴミとなる。自分で言うのもアレだが、私の部屋はあまり物がなくきれいなので、他人から見たら掃除をするところはないかもしれない。が、掃除や整理整頓って結局自分自身の心の中の掃除や整理整頓だ。最近どうにもモヤモヤしたものが心の奥深くにあり、一掃したかった。風通しを良くしたかった。ということで、少し処分した。今年40歳。これはこれからの私には必要ないでしょうというものは潔く。スーパーの袋一つ分ほどゴミが出た。たったこれだけだけど、思いの外スッキリ爽快。ついでに床を雑巾で拭いた。空気が澄んだ。心が澄んだ。

2020/06/02

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で、その『時』とやらはいつ来るのかな？

で、その『時』とやらはいつ来るのかな？「人間の心というものは、絶望もある量までしかいだけるものではない」「すなわち、食うこと、飲むこと、眠り、愛、すべてほどほどであれ」「なぜ、きみはそんなに命に執着するのかね？」「要するに、死とはいったい何だろう？」「不快な瞬間でもあり、通行税でもあり、わずかばかりのものから皆無にいくことですな」「謀(はか)りごとは蜜なるをもってよしとす」「広大な領地を差配している帝王というものはな、その家にぜいたくをはびこらせてはならぬものじゃ」「巨万の富は文芸の道から得られるものではありませんし、万巻の書を読破した者でも、冬にかならずしもその暖炉に火があるとはかぎりません」「寛容こそは偉大な魂の内部までを照らすことのできるただ一つの光」「な、きみ、慢心はきみの身を滅ぼすことになるぞ。慢心のうしろには、いつでも破滅と恥辱がつきまとうものじゃ」

2020/06/01

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