発表会は生徒たちにとって完成させた曲を披露する絶好のチャンスですが、他の生徒さんが弾いている曲で印象に残った曲を次回弾きたいという意欲を掻き立てるきっかけにもなります。小学校2年生の女の子は、あのバッハのト長調のメヌエットが弾きたいと言い出し、かなり時間が必要とは思うのですが、やってみることにしました。普段全く練習せず、楽譜も見ようとせず、耳で覚えて鍵盤の場所で確認するというかなりややこしいやり方をする人です。先日書いた小学校3年生の男の子とは真逆でテンポはそれなりに出すのですが、両手となると左手が動かず、今日は1時間二小節で格闘して終わりました。こちらは歌って覚えることを奨励するのですが、融通が利かず、みるみるうちに泣き出しました。そこで出た言葉、「こんなに頑張っているのにどうしても弾けないの?」いやいやそんなことはない。結局最後には4小節まで進んだのですが、迎えに来たお母さんに言わせると「練習してません」なのでは頑張っているかどうかは怪しいです。でも弾けるようになりたいという気持ちがあり、気持ちと葛藤しているようでした。相変わらず楽譜を見ようとしない生徒がいますが、いつのまにか楽譜が読めてる‼️ということが経験できるように魔法をかけれたら🧙と思います。さあ来週は練習してくれるかな。
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Last updated
2024年09月27日 23時48分52秒
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