ストロベリーパフェ

毎年ピアノの生徒さんの入れ替えがあります。まずは中学生が高校入試をあと半年後に控えるタイミングで一時お休み、晴れて進学してから再開、またはそのままドロンする場合あり。小学生はだいたい4年生頃に、習い事を絞るという親御さんの意向があって、他の差し支えない習い事と塾を続け、ピアノは切る方向。教えるほうももうそろそろそういう状況になるだろう、という予想を立てますが、あえてこちらからどうするか、という兆しは見せないでおきます。ピアノは他の習い事と違って練習が伴い、好きじゃないと続かないものです。これがもし好きで、勉強よりもピアノを弾いていたい、なんてことになればやる気もどんどん起きて伸びていけるでしょうけれど、そうじゃない場合のほうが多いです。まずは練習が、、、と親御さんのぼやき。だったら弾かないで、音楽の基礎的な勉強だけ続けませんか？と一応誘います。何人かはそれでレッスンを続けています。そして中学校までソルフェージュだけで頑張った生徒は過去に何人もいます。音楽のほうには進みませんが、逆に続けることで他のことに役立つことがたくさんあることは確か。果たして今来ている生徒さんはどれだけ続けてくれるだろうか？