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「ち」の続きです!
大雨の中を歩いてきた私たちの目に飛び込んできたのは・・・・ え?????ここがその牧場???? 牛舎がひとつあって、それから外の広場にあひるやポニーなどがいるだけでした。 ふれあい牧場という名の通り、動物とふれあえることは間違いないけど・・・。 牧場と言ったら広~い草原でのんびりと草をはむ牛がいる様子を想像していた私たちはがっくり・・・。 だって牧場ってまきばですよ! これのどこがまきば!?という感じでした。 (と言っても、結局雨でしたからそんなところに行ってもどうしようもなかったのでしょうが・・・。) 結局大はしゃぎしていたのは私だけでした。 牛をなでなでしたり、雨の中あひるを追い掛け回したり・・・。 後で聞かされたことなんですが、大きな牛にも全くこわがらず顔をすりすりするようなその時の私の様子を見て、カルチャーショック(?)を受けたと言ってた友達がいました。 そしてその友達はそれをきっかけに北海道にファームステイに行ったそうです。 人間何がきっかけになるか分からないもんですね~。 で、話は戻りますが、私たちはこれからどうするか考えるため、とりあえず隣のレストランで昼食を取ることにしました。 そこで皆の意見はめでたく一致!! もちろんそれは温泉行き! 体の冷え切った私たちは温泉でも入って体を温めたかったのです。 私たちはお店の人に地元の温泉について聞いてみたところ、5分程歩いて行ったところに温泉があるとのことだったので、私たちは喜んでまた雨の中でかけて行ったのでした・・・。 けれどもまたもや行けども行けども温泉なんてない・・・。 田舎の人の5分ってあてにならないもんです。 結局30分くらい歩いて巴川荘という小さな温泉旅館にたどり着きました。 しかし私たちはタオルなどの持ち合わせがなく、小さなタオルでも売ってくれないか聞いてみました。 すると「本当は有料なんだけど・・・。」と言いいながらもびしょびしょの私たちを見て不憫に思ったのか,それとも雨に濡れた美人揃いの私たちを見てペースをくずされたのか、まぁそれは分かりませんけど(笑)、無料でタオルを提供してくれました。 そして温泉へ!!! その温泉は川に隣接しており、川(雨?)のせせらぎを聞きながら秩父市内を一望でき、眺めもいいし、あったか~い温泉に入って、まさしく「最高~~~!!!」な気分でした。 そして温泉から出た私たちを待っていたのは・・・ またまた感激するような出来事でした! 宿の人たちが「これ飲んで行きなさい。」と地元で採れた樹液のジュースを用意しておいてくれたのです。 温泉に入って喉がかわいてたこともありますが、その味のおいしかったことったら! 樹液のジュースといったらびっくりするけど、あまくてすっぱくてさっぱりしてて(結局どんな味か分からないって??)、以外や以外、これがなかなかイケるのです。 そしてまたまたありがたいことに、宿の人たちは「どこまで行くの?駅まで?え?歩いて?じゃ~大変だ!送って行ってあげるよ。」とマイクロバスを出してくれたのです。 もちろん私たちはそのご好意に甘えました。 結局私たちが宿に払ったお金は温泉入浴料だけなんですよ。 その宿は木造のひなびた温泉宿でしたが、そこで働く人たちの心使いは最高でした! 雨に濡れた嫌な経験なんてそのことで全部帳消しになってしまいましたね~。 今でもあの時のことを思い出すとなんだかほのぼのします。 いつかあの宿に泊まってみたいな~と思っていますが、なかなか実現できないんですよね、近すぎて。 秩父祭りなどで秩父に行く際はぜひあの宿をオススメします!! やっぱり旅ってそういうあったか~い思い出があってこそいい旅になるもんですよね。 でもいつも思うけど、田舎の人って本当にあったかい人が多いんですよね。 埼玉は東京で働く人たちのいわゆるベッドタウンと呼ばれる町が多くて、人間関係も希薄になりがちですが、ちょっと足を伸ばしただけでそういうあたたかさに触れることのできる場所もあるんですよねぇ。 あの旅は埼玉のことを見直すいい機会になりました。 秩父、いいですよ~☆ ちなみに秩父祭りは大きな山車の出る迫力あるお祭りです。 すっごい人だけどいいお祭りです! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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