日吉亭おひさんの｢時分の花」を咲かせましょう！

NPO法人　青少年育成事業研究所主催の講演会に行ってきました。

「２１世紀を生き抜くおおらかで力強い青少年の育成」を目的に、平成１６年５月に発足した会で、理事長のYさんが校下「はぐくみネット」のメンバーになって頂いた縁でつながりを持たせて頂きました。

前回はアメリカの教育事情がテーマでした。
今回も講師は副理事長で、現在大阪市立中学教諭のSさん。
今年８月に行われた教育視察報告を中心にしたものでした。

フィンランドはOECDの学習到達度調査（PISA)において世界第１位、また国際競争力調査においても諸先進国をおさえて世界第１位を達成し、世界的に注目を集めている国ですが、ほぼ日本と同じ国土面積に人口は大阪市の倍程度。
自然に恵まれ、歴史上愛国心に富み、「自国から落ちこぼれは出さない」との意気込み、自立心が何より強く、教育は基本的に無償、貧富の差で学校格差が起こるべくも無く、教員のレベルが高いのも自慢。

国を上げて教育に対してここまで徹していながらも、子どもたちは何を着て行っても、髪を何色にしようともOK！個性は尊重されているのです。

こんな国で育ってみたかった～と心底思いましたが、あぁここは日本！嘆いてみても始まらない。今居る場所で勝つしかないのです。

会長になって、より深く学校と関わって、くやしい思いをしたこともいっぱいあります。「教育の目的は子どもの幸福」じゃないの！って。
子どもを守るどころか、自分の立場をまず守りたい教育者は絶対許せない！私は絶対負けない！！とテンション上がってしまいます。。。

Y理事長はボーイスカウトの団長さんもされていますが、おひさんも理論ではなく行動する大人として、これからも共に成長させてもらいます～！