皆様、「ペイフォワード」という映画をご覧になりましたか？？
もう５年も前の映画なんですけれど、最近よくこの映画のことを考えたりします。
ご存じない方は、是非一度見てくだしゃい(´・ω・｀)b

内容さわりの部分だけ話しますと、１１歳の少年トレバー（オスメント君）が社会科の宿題をきかっけに“世界を変える”ために考えた奇想天外なアイディアを出します。それは他人から受けた厚意を、その人に返すのではなく、周りにいる別の人への贈っていく、また繋げていく“ペイ・フォワード”。やがて少年の考えたユニークなアイディアが広がり、心に傷を負った大人たちの心を癒していく

っていう内容なのですが、なぜその映画が今になって頭をよぎるかっていうと、私の友人が、本当に幸せとは言えないからなのです。
友人Ｊ（メス）は、結婚して６年になりますが、結婚して間もない頃から旦那とうまく行っていません。
旦那はいわゆる亭主関白系で、それだけならまだいいのですが、私の友人は数年前に遺伝による原因で、足が悪く、あと何年か、何十年かすると歩けなくなるという病にかかっていることが判ったのですが、判っても尚旦那の理解を得られず、自分は家計が圧迫しているにもかかわらず浪費し、そのことをとがめられると、その足が悪い妻に対し「だったらお前が働け」などと言いやがるのです・・・。
勿論夫婦のことは夫婦にしかわからないこともあり、私はＪの話しか主には聞いていませんが、Ｊとは長い付き合いですし、Ｊの話をそのまま信じるというのを前提にしかお話できませんが。
Ｊは料理もとてもうまく、旦那の給料や、旦那が婚前にこさえた借金や、浪費によって圧迫された家計のなかで、本当に家事をよくこなしていると思うのです。よく遊びに行くのですが、家もきちっとしています。
旦那はＪの事を、三食昼寝つきという風に言います。専業主婦は楽でいいな、みたいな。
ってか明治時代や昭和初期じゃないんだから・・・的な発言が数々あります。
それでも、Ｊは身体が弱いながらも、やせ細りながらも、なんとか結婚生活がうまくいくように頑張っていたと私から見て思っています。
しかし、足が悪くなってからもとにかく旦那は冷たくなる一方で、彼女をちっとも労ってくれないし、鬼のような発言の数々から、Ｊは離婚を考え始めました。
だって、Ｊにはお小遣いなんて一銭も無くて、化粧品すら一度も買ってもらえてないのです。
サンプルを使用したり、人から貰ったり、１００円ショップのものを使用したり、自分で作ったり・・・そんな風にしてＪは何とかやりくりしています。
心無い旦那に加え、かえるの子はかえるなのか、旦那の両親までもがこころない発言の数々なのです。
旦那の母親が今年に入り、癌になってしまったのですが、舅がこれまた酷いもんで、自分で出来ることも自分でせず、同居している自分の娘には頼まず、わざわざ離れた場所に住む足の悪い嫁であるＪに向かって、洗濯やら洗い物をはじめ、どうでもいいことで呼びつけるのです。
そのとき、Ｊが出かけていたり電話に出ないと、いやみを言ったりします。
旦那は３人兄弟の長男で、下に妹と弟がいるのに、なぜ足の悪いＪを呼びつけるのでしょう・・・。
しかも親切でやったことにも難癖をつけたりするそうで。
それに対して旦那の言うことも、親なんだから当たり前だとしか言わないのです。
Ｊは何一つ悪くないというわけでもないでしょうが、足の悪い人をこき使うのはやっぱり良くないと思うんですよね。
自分の痛みっていうのは、自分にしかわからない。けれど、周囲の理解って言うのは、Ｊのように身体の悪い人にとっては、本当に必要なものだと思います。
今、Ｊは自分が婚前に契約した生命保険を解約し、そのお金で兼ねてからの夢であった「アロマセラピスト」を目指し、離婚に備えています。
今すぐにでも離婚したいのですが、身体が弱く働けない上に、家計もパツンパツンなので、飛び出すお金もありませんし、犬を２匹も飼っているので、Ｊがいなくなったらろくに世話もしないであろう旦那の下には置いていけないし、となるとＪが連れていかなくてはならず、そういう余裕もない。
Ｊの両親は離婚しており、Ｊの父親が会社倒産により抱えた負債で、Ｊの父も母も自己破産をしたため、頼るわけにも行かず、Ｊはコツコツと夢に向けて資格を取り、お金を本当に少しずつためるしかないのです。

今までのＪの相談をずっと聞いてきて、友達としてなんとかＪを助けたい。

今の私では力不足なのですが、なんとかそんなＪを助けたいな、なんて思ったとき、このペイフォワードが浮かんだりしました。

なが～～～い話になっちゃいましたけども、皆さんはどなたか助けたい人はいませんか？

誰かを助けるということは、楽でないこともありますけれど、そんな誰かを助けられる自分になれたらいいですよね(〃´ー｀)=3