この名前を知っている方も多いのではないでしょうか？

先日もＴＶで放映されていましたが、『アシュリー・ヘギ』というのは、プロジェリアという難病を抱えた少女の名前です。

プロジェリアとは、難病で、通常より１０倍近いスピードでおいていく病。
この病の人が世界に３０人いるそうです。
ヒト１番染色体上にある遺伝子の異常で、それも正常遺伝子と比較して構成塩基が1個だけ入れ替わっている、という物であった。これによって、DNAへリカーゼという酵素に異常が発生。染色体が傷つけられることにより、生後6ヶ月から2歳頃までに発病する。患者の体細胞は、核が正常な細胞と異なり大きくいびつに歪んでいる。この事が、正常な細胞分裂がおこなわれず、さらに老化の促進を引き起こす最も大きな要因に挙げられている。現在治療法は見つかっていない。平均寿命は１３歳だそうです。

数年前からＴＶで取り上げられていました。



そんなアシュリーちゃんも現在１４歳。
つまり、平均寿命を現在は越しているわけです。

私は彼女の考え方、生き方に胸を打たれました。
いや、誰もが打たれることでしょう。

自分ではそれが、彼女を不幸だと思い、その不幸に裏付けられた上から目線ではないと、自分では思っています。

だって、彼女は幸福なんです。
命の長さが幸せではないですものね。

命こそ現段階では限られ、体調から来る制限や苦しみは勿論沢山あるのですが、アシュリーちゃんは誰にも負けない優しさと思いやりの心、天使の心があるんです。

自分の体が辛くとも、嫌なことがあろうとも、いつもポジティブで周囲を気遣い、自分の幸せより人の幸せを願っているんです。

勿論人間なんだから、体調が悪かったりしたらへこむ事もあるでしょうが、私はへこんでいる時に彼女のように、自分以外の人の為に幸福を祈る心のゆとりを持っていませんでした。

アシュリーちゃんは、寝る前に家族に感謝し、出会った人に感謝し、試練に対しても現実をうけとめ、感謝し、家族の明日の幸福を祈り、最後にほんの少し自分へのお祈りをします。

私が寝る前に考えることは、自分への事が多いし、正直家族の為にお祈りしてから寝るなんてことなかった。


私はとても反省しました・・・。
なんて心が貧しかったのか～って。


それで、思いました。私はこれから、毎日今こうしていられることに感謝して、寝る前に家族や友達、色々な出来事にも感謝できる人間になろう～って。


今心の中にある悪い習慣を早く改善しなきゃね。


アシュリーちゃん、ありがとう。

あなたに会ったこともないし、私が一方的に知っているだけだけど、あなたのお陰で今日穏やかな気持ちで過ごせます