カテゴリ:発見〜術前まで
“乳がんは早期発見が何より大事”といわれています。
ただ、若年性乳がんの場合はそうでない人に比べて発見が遅れ、病気が進行していると言われております。 私もその典型的な例の一人です。 発見が遅かったのです。 というより、気づいていたのに放っておいてました;; 【発見までの経緯】 2015年3月初旬:左胸になんかしこりがあるなーと感じる。 3月下旬:いつの間にか小さめのボール大の大きさになる→乳腺症あたりかな?と勘違いする。 4月中旬:さらに一回り大きくなり痛みはじめる→やっぱり乳腺症だよ!とさらなる勘違いをする。 5月中旬:ビリヤードボールくらいの大きさまで成長し、ドーンという痛みに襲われやっと病院に行く→乳がんと診断される。 という具合です。 3月の時点で左胸がおかしいなぁと感じてはいたのですが、乳がんに似た”乳腺症”だとずっと思っていました。 ちょうど3月は仕事を辞める前の引き継ぎ等だったりプライベートで色々あったりしたため、一段落ついたら病院に行こうと考えていたため、5月まで病院に行けませんでした。 まず最初に行った病院は乳腺科・婦人科専門の医院でした。 院長先生に診ていただきましたが、パッと見ただけでは乳がんとわからなかったため先生からは「年齢も若いし見る限りでは大丈夫そうだけど。」といわれました。 ただ、触診に移った瞬間先生の顔色がサーッと変わり「今すぐ紹介状を書くから大きな大学病院に行きなさい!」と言われました。 「入院と手術が必要になるかもしれないね。」とも言われました。 こんな緊急事態の時でさえも私の脳内は”乳腺症だから入院と手術が必要なのかな?”と考えてました。 能天気すぎる(笑) そんなこんなで早速次の日に大学病院に行きました。 そこでも先生からは「見た感じだとそんなに心配することなさそうだけど。」とか「若いから乳がんの確率は低いと思うんだけどねー。」とか言われました。 とりあえず”針生検”というおっぱいに針を刺して癌細胞かどうかを調べるのを行いました。 そして9日後に乳がんです、と診断されました。 先生の口から「乳がん」と聞いた瞬間、「あ〜こりゃー左胸全部無くなるんだなぁ…」と悟りました。 しこりのサイズからみておっぱい温存なんてあり得ないなーと自覚せざるを得なかったです; 以上が私の乳がん発見経緯です。 乳がんなんて他人事だとひたすら思っていましたが、思わぬところに転がっていましたね(ノω・、) “乳がんは早期発見が大事”というけれど、一番大事なのは「本人がアンテナを張っているかどうか」だと思います。 そもそもアンテナを張っていなければ発見のしようがありません。 そのところをわかっていなければどんな病気も早期発見なんて不可能ですね。 もちろん定期的に乳がん検診を受けているとかそういう方達には有効だと思いますが、 乳がん検診の年齢にもなっていない20代の人たちには意味がほとんどないセンテンスだと思います。 まぁー、病気ってそういうもんですよね。 気づいたら病気だった、っていう感じですかね(`・ω・´) では。 まずは病気を知ろう お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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