皆さんこんにちは。
本日はステージ別の乳がんの症状をお伝えします。
今回は“ステージ4”についてです。
ステージ4と聞くと、
末期で余命があと少し…という印象がありますが、果たして本当にそうなのでしょうか?
私自身もステージ4だと完治はしづらいとか、現状維持でずっとそのままなのではないか、といったことを思っていました。
ではまずはステージ4の症状から説明します。
【乳がんステージ4とは】
乳がんのステージ4とは、乳房以外の別の臓器にがんが転移している段階です。
乳がんが転移しやすい臓器としては、骨、肺、肝臓、脳などがあります。
そして、気になる5年生存率ですが、ステージ4では約30%と言われております。
他のガンと比べれば生存率がとても高い方だと言われております。
ちなみに10年生存率となると、約20%となります。
生存率と聞くととても怖くなってしまいますが、あくまでも数値なので、一喜一憂する必要はありません。
【治療方法】
一概に治療方法といっても症状によってそれぞれ違います。
ステージ4では主に
①抗がん剤をする
②ホルモン薬や分子標的薬などを使った治療
これらでで全身のがん細胞を無くしていくパターンが多いです。
中にはステージ4でも手術を行う人もいらっしゃいます。
この場合は転移先の病巣を切除できると判断された場合のみ行われます。
これは、体内にある腫瘍を少しでも減らし、生活の質を改善するためです。
それでも、別の箇所に転移していることから、痛みが伴い始めます。
そうするとモルヒネなどの医療系麻薬を使い痛みを緩和させます。
お医者さんと相談し、適切な量を投与することにより痛みがなくなり、普段通りの生活を送ることができます。
【転移した箇所別症状】
1、骨転移の場合
骨転移は、初期には無症状のことも多く、実際に骨転移が最初に診断された時には27~60%が無症状であったと報告されています。
症状は、痛み、圧迫骨折、病的骨折などがあります。
参照 がんが自然に治る生き方
2、肺転移の場合
初期症状としては、風邪に似た症状が出ます。
そして症状が進むにつれて、息苦しくなり、さらに進むと胸に激しい痛みが伴います。
一日中続くほどの頑固な咳が出やすくなり、特に胸膜の近くに転移している場合、胸水がたまり、走ったり階段を上がったりした際に息切れを起こします。
参照 Doctors
3、肝臓転移の場合
肝臓は沈黙の臓器と言われているくらい、初期症状がほとんどありません。
進行していくにつれ、お腹に圧迫感を感じたり、しこりを感じるようになります。
さらに進むと、黄痰や腹水が溜まるようになります。
4、脳転移の場合
脳に転移すると、症状として、
頭痛、嘔吐、まひ、が挙げられます。
脳は様々な器官がひしめき合っているため、箇所によって全く症状が異なります。
痺れて動かしにくいということが起きたり、けいれんになったりと様々です。
参照 エルケアル
以上となります。
ステージ4でもガンと戦いながらながーく暮らしている方もいらっしゃいます。
あくまでも病気を嫌うのではなく、共に生活していくスタンスを持つと心も体もプラスに働きます。
元気に楽しく生きましょう〜♪
ガン患者が是非知っておいて欲しい情報が満載です