|
カテゴリ:カテゴリ未分類
生まれてからほぼ反抗期だった私は、家族で旅行などという「仲良しファミリー」的なものには抵抗があり、思春期絶好調のときは、一緒に群れて歩くことさえ嫌がっていた。
しかし時がたち、このごろは些細なことで喜ぶ親を、かわいいと思えるようになってきた(?)ので、しかたがないから誘われるままに(やっぱり反抗的(笑))家族旅行に参加することになった。 2年程前から飼っている犬をお供に、山梨県と長野県の境に位置する清里にでかけた。 清里は山に囲まれた緑の多いところで、むし暑い東京とは違い、空気が透明で冷えていた。 観光名所をガイドブック片手にほぼ片っ端から回ろうとする母親に、ちょっとげんなりしつつも、行ってみれば楽しんでいた。 ちょうど牧場でドッグレースが行なわれていたので、見学しに行った。 犬が飼主の指示で順番どおりにハードルを次々飛び、トンネルをくぐり、並んだポールをジグザグに走り抜け、タイムを競う。 その姿は飼主と犬というより、選手とコーチ的でお互い一生懸命にレースに挑み、かっこよかった。 うちの犬はそのころ、シェパードやらハスキーやらにおびえ小さくなって父親に抱っこされていた。こりゃだめだ。 帰り道、うちの犬は私と姉に負け犬と呼ばれ、とぼとぼ歩いていたが、「あんたは癒し系なんだからジャンルが違うの」と母親がなだめていた(笑) それから温泉にはいり(親のおごりで)、うまい蕎麦を食べ(もちろん親のおごりで)、お土産を買い(もちろんおねだりしつつ)なんだかんだ満喫して帰ったのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2002.07.07 23:53:02
コメント(0) | コメントを書く |
|