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子離れ親離れへの道

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プチオニオン0811

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2006.05.10
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カテゴリ:育児
前回の続きです。

結局、先週土曜日診察の結果、やはり子宮内に胎嚢は確認できず流産という事になりました。
ただ完全流産ではなかったため、子宮内を綺麗にするための手術を受けなければなりませんでした。
車の中で待っていた旦那さんにメールをしました。
「やっぱり手術が必要みたい。帰れるのは夕方4時以降になると思うので、また連絡するね」と。
意外と鈍感で、あまり気の回らない旦那さんなので、このメールを読んでてっきりそのまま実家に帰ると思ってました。(ごめんね…)
ところがやはり手術と聞いて、「今から病院に入るから」との返信。
私は待合室で心電図をとってもらうため待っていたのですが、ロビーをのぞくと不安げに座っている旦那さんの横顔が見えて、涙が出そうになりました。

心電図をとって、病室に案内される時、
「大丈夫だから、帰っていいよ」
と強がる私に、
「とりあえず病室まで着いて行くよ」
と付き添ってくれた旦那さんの優しさに少し救われた気がしました。
病室に入る前に術後の飲み薬を受け取り、新生児室の前でしばらく待たされました。

生まれたばかりの小さな赤ちゃんが、二人ベットにすやすや眠っているのが見えました。
生まれたときってこんなに小さかったんだ…と二人の娘を出産した時の事を懐かしく思いながらも、これから流産の手術を受ける事が現実なんだと妙に落ち着いた気分でした。
当日は長女のスイミングの日だったので、連休中で仕事の休みだった旦那さんに連れて行ってもらうため、病室に入ってしばらくしたら旦那さんは帰っていきました。

手術自体は昼過ぎからの予定だったので、病室に入ってからがとても長かったです。
手術着に着替えるのは直前でいいだろうとのんきにテレビを見ていたら、看護婦さんが点滴をもって部屋に入ってきました。
急いで着替えて、ベッドに横になり、看護婦さんに点滴をしてもらいました。

とても若い看護婦さんで、針を刺すまで腕をゴムの紐で縛っては、血管を指でなぞったりなでたり、また縛っていたゴムを外したりと、なんだか嫌な予感はしたんです。
案の定、一回目は血管を外れたらしく「ちょっと抜きますね~」と針が抜かれ、痛いしやり直しだしで、ちょっと不安になって
「大丈夫ですか?」
と聞くと
「大丈夫ですよ」
の返事。

それでもまた腕をもったままあっちを向けてはさすったり、なでたり…。
私、血管は太い方で、今まで一度も失敗された事は無いんですけど、たまたま見えにくかったのかな…。
二回目は、なんと手の甲と腕の境目の骨があるところに刺されて、かなりかなり痛かったです。
よほどの事が無ければ自分から痛いなんて言った事ないですけど、こればかりは我慢できませんでした。
三度目はさすがに怖くて、違う看護婦さんに代わってもらいました。

今回の手術で一番痛かったは、点滴の針を二回失敗された事かな…。続く





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Last updated  2006.05.10 14:12:16
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