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えりえりちっく

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August 3, 2003
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カテゴリ:カテゴリ未分類
と、いうわけで、本日の夜10時から(爆)キャンプに出発です。
何でそんなに遅いのよ! ってのは、旦那が仕事終了してから出発すると・・・そうなるんです。
北海道の、蘭島。ん~2回目かな? 中学の時に一度行った。
水の綺麗なところだった記憶があります。
生まれ故郷の室蘭のほうは、
割と水が濁るというか、とにかく海草がすごいんですよ。
泳いでたら、まとわりついて重いです。

お子様2人連れてのキャンプって、ちょい気が重い・・・
義父、義母、旦那、旦那の弟に、私+お子様×2
大人数だなあ・・・

最近旦那さんは機嫌が悪かったりする。
子供がうるさくて夜寝れないから、他の部屋で寝る~! とか
車借りて買い物行こうと思ったら、「買い物くらいチャリで行け」とか・・・。チャリでいったら、お子様前のせでおんぶの上に
買い物したものをかごに入れて走らなくてはいけない。
しかも、片道で20分くらいのところ。
あちこち掛け持ちになれば、何時間かかることやら。
朝の6時から9時くらいまでの仕事なせいか、まあ自分の時間がないこともあるんだろうけど・・・
パパ、しっかりしてよ。といいたくなる。
1週間に1度の休日は、たいがい朝の5時からゴルフか釣り。
子供と遊んでやろうという気配もあんまりない。
父親って、いいのか、これで・・・?
えりえりは、生まれたときから父親がいないのでこういう時、
一般の家庭と比べてみたいがよくわからない。
まあ、比べる必要はないのだろうが、自分の要求したいことが、世間一般より厳しいのかな~ってのが知りたくて。
ご意見募集中(笑) 
あ、ちなみに旦那は34歳っす。
・・・そこのあなた、えりえりはだんなと同い年じゃないよ?
流石に34歳だと思われるのは困るし(笑)

おまけ小説

☆   ☆   ☆   ラブネット   ☆   ☆   ☆

             2-2

 その日はなんだか家事も手がつかず、洋子はぼんやりと過ごしていた。無理もない、とも言える。日ごろ、主婦が自分の夫以外に好きなどといわれることは稀であろう。いや、結婚して5年が立った夫婦ならば、尚更かもしれない。
 夫から「愛している」と、最後に言われたのはいつだったろう。洋子はずっと思い出そうとして苦労していた。
 玄関のドアが開く音が聞こえた。夫の裕樹が帰ってきたのだ。
「お帰りなさい」
「ああ」
「遅かったのね?」
「ちょっとな」
「ご飯にする?」
「いや、もう食べてきたから」
「やだ、食べてくるのなら、電話くらいしてよ」
「タイミングが悪かったんだ、仕方ないだろう。それにもうどうせ作り終わった時間だと思ったし」
Yシャツを脱ぎ、ソファでくつろぎ姿勢になると、裕樹はゲームをしだした。洋子はなんとなくそわそわしながら、隣に座った。
「おい、なんか飲むものくれよ」
「あ、はい」
 台所に洋子が立ったあと、ぶぅぅぅん、と響く音が聞こえた。裕樹の携帯の着信音だ。仕事中は鳴らないように、バイブレーション設定にしてあるのだ。面倒くさいらしく、休日でもめったに解除していないので、音が鳴るのをあまり聞いたことがない。
「もしもし」
 携帯を受けた裕樹が、台所のほうをちらりと伺ったのに洋子は気がついた。洋子はなんとなく誰からなのかが気になった。
「どうした? ・・・うん、・・・うん、・・・でもそれは・・・いや、でも・・・」
 電話が終わったあと、裕樹はしばらく宙を見つめていた。洋子はこれが彼の考え中のくせということを知っていたので黙っていた。
やがて、裕樹は軽い上着をひっかけると「ちょっと出て来る」と告げた。
「こんな時間に? もう10時よ」
「ちょっとトラブル起こした奴がいてな。どうしても行かなきゃならない」
「だれ? 仕事先の人?」
「時間無いからもう行く。まあ後で話せたら話すよ」
 無常にもドアが閉められる音が響いた。子供が生まれる前ならば、自分もついていくとごねてみることも出来たのだが、今はもう無理だ。夢はもう眠っている。いくら寝ているからといって、一人家に置いていくわけにも行かないだろう。
 洋子はため息をついた。自分は何でここにいるんだろう。子供の世話と、家事をする為にきたわけじゃないのに。
 結婚とは、一体何の意味があるんだろう。
援助交際・不倫・浮気。ソープランドなどの快楽施設。
一人の女性で足りなくなるのなら、いっそのこと結婚などしなければいいのだ。しかし、子供がいると結婚しないわけにもいかない。子供の為に結婚するのだろうか? 何か違う気がする。

 洋子はパソコンをつけて、msnを開いてみた。まだ時間が早いから、きっとジュークはいないだろう。そんな気持ちで。しかし、期待を裏切ったのか、もしくは応えたのか。ジュークはネットにおり、すぐに話し掛けてきた。

ジューク< やあ

ジューク< 考えてくれたかい?

みか< なんとも言いにくいわ。だって、まだ会って3日目でしょ

ジューク< それはこれから知っていけばいいじゃない

みか< はあ・・・・

ジューク< ため息つかないでよ(笑) ため息をつくと、幸せが
逃げるって言うよ

みか<うん・・・

ジューク<? なにかあった? なんか元気ないね

みか<わかる?

ジューク<まあね 

 洋子は裕樹が突然の電話の後、出かけたことを話した。

ジューク< う~ん、まあなんともいえないよね。気にはなるだろうけど、決定的に浮気したとかじゃないんだから、信じてあげなよ

みか<・・・そうだね・・・。うん。なんか元気ちょっと出たかも

みか<なんか、以外。けなすかと思ったのに

ジューク<それは場合にもよると思うけど、俺はみかに元気になって欲しいんであって、離婚させたいわけじゃないからさ。

ジューク<まあ、してくれたらうれしいかもしれないけど

みか<えええ!?

ジューク<ははは

ジューク<このネットという架空の世界に、二人だけの家を作ろう
。誰も知らない場所に

みか<家?

ジューク<そう・・まあ、この場合HPかな(笑

みか<あ、つくれるんだ、HP

ジューク< 俺を誰だと思ってるの (T-T) 

ジューク<人のパソコンだって、壊そうと思えばできるさ・・やらないけど(笑)
みか<え~!? そんなこと、どうやったらできるの??

ジューク<一般的には・・ってなんか変だな。まあ、ハックというソフトがあるんだけどそれがキーかな。後は企業秘密ですw
そして、それを使う人のことを

みか<あ、そっか、ハッカーって、そういうところからきてるんだ・・・

ジューク<まあ、大まかに言うとそんな感じかな・・

ジューク<で、どうよ?(笑)みか。そろそろ答えてくれてもいいんじゃない?

みか<う、がんばるね。はぐらかしたつもりだったんだけど

ジューク<甘すぎです。

みか<む~。ほんと、がんばるね。いいって言うまで頑張るの?

ジューク<それはわかんないけど・・・昔ちょっと失敗したからさ

みか<失敗?

ジューク<俺、北海道生まれだっていったことあったろ。東京に出るとき、北海道に好きな子いたんだ。彼女も俺のこと好きでいてくれてさ。

みか<うん

ジューク<で、1年後に帰郷する時、あう約束をしたんだけど

みか<うん

ジューク<彼女は亡くなっていた

みか<・・・・

ジューク<心臓が弱かったらしくて。俺はそんなこと知らなかった。彼女にプレゼントするつもりで買った指輪を、俺は病院の屋上から投げ捨てた。そして思ったよ。待つことはもうしない。人間なんて、いつ死ぬかわからないんだから。もうあんな後悔はしたくない

みか<・・・・・

 洋子は恋人に死なれたジュークの気持ちを考えようとした。でも、とても全てわかった気にはなれない。洋子は恋人に死なれたことがないからだ。わかったふりなんてしたくない。でもわかりたい。しかし、現実に直面した本人と、話を聞いて見て思い浮かべる者の間には、超えられない壁があるのはまぬがれない事実だ。
(でも、何か答えなきゃ)
洋子は搾り出すように文面を考えた。

みか<・・・ごめんね、なんていったらいいのか わからない・・・


ジューク<ねえ、何でミカエルなの。天使が好きだから?

みか<え? うん。そうだね、君になら話してもいいかも(笑

みか<昔ね~、子供の頃、天使になりたかったんだ

みか<世の中の人全てを愛せるような、そんな天使に。でも、大きくなるにつれ、なれないということがわかった。当たり前なんだけどね
ジューク<みかは天使だよ。俺癒された

みか<あはは、もう無理。なれないよ。天使は天使でも堕天使かも?
ジューク<羽がぼろぼろだね、おいで、今度は俺が癒してあげるから
 洋子は頭がくらり、とするのを感じた。これは洋子だけにあてられたメッセージだ。だからこんなに・・・心がぐらつくのだ。

ジューク<・・・抱きしめていい?

もちろん、相手はどこにいるのとも知れぬネットの向うだ。
どうするつもりなのだろう。

みか<え・・うん・・・。

ジューク<ぎゅっ

 はたから見れば、なんと陳腐な方法。しかし、洋子は自分が温かい腕に包まれているような、そんな不思議な感触を感じていることに気がついた。
(ああ、そうか・・・心が温かく感じているんだわ)

みか<・・・ジューク。なんだか温かい感じがする

ジューク<そっか。よかった(ノ*゜▽゜*)ニパパパ

みか<ぷっ、なにそれ。可愛いね

ジューク<顔文字だよ。いいやつ載ってる所、教えようか

 そのとき、玄関のほうで音がした。

みか<あ、旦那帰ってきたみたい

ジューク<そか。じゃ、また明日

みか<うん、ごめん

ジューク<みか

みか<ん?

ジューク<(*・(   )ちゅっ

 そういう顔文字があると知らなかった洋子は、なんと返してよいかしばし返事に困った。しかし、早くパソコンを切らなくては裕樹がきてしまう。

みか<ジュ―――――ク!! なにしてんの!

ジューク<あはは、またね

洋子はあわててパソコンのスタートメニューを開いて終了を選んだ。ギリギリセーフだ。そう思ってから、初めて気がついた。
(夫にいえないこと・・・これじゃ浮気と変わらないじゃない)

結局、その夜は遅いこともあって、裕樹に何があったのかは聞くことは出来なかったのであった。

☆            ☆          ☆

あ、おまけのくせに、長すぎ? なんだか「恋愛小説」とは宣言してたけど、頭に”純”でもつけないと詐欺になりそうな話になってきたなァ・・・





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Last updated  August 8, 2003 01:18:40 PM
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