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私的読書記

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2006.12.19
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カテゴリ:本、小説


孤独か、それに等しいもの角川書店
大崎善生


気持ちを伝えられたと思っても
相手にはどのくらい伝わっているのだろうか
いったいどのくらい分かり合うことができるのか

孤独からは逃げられない
過去と伴に人は人の中でしか生きられない

喪失と再生・生と死、大崎善生さんの作品は
それを優しさと穏やかさが包んでいる

ピアスをあけることについて
失うことってマイナスなイメージしかなかった
ピアスをあけると大切なものを失ってしまうのか
その開いた空間に運び込めるものがあるのか
今まで私は前者の考え方しかできなかった
失いたくない、何をするにも怖くて躊躇っていました
何も失うことなく欲しがるなんて欲が強すぎたんですね





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Last updated  2007.04.06 11:34:06
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