カテゴリ:本、小説
イニシエーション・ラブ 原書房 乾くるみ 絶対という言葉を私は嫌いだ 絶対という言葉を使われるとその一言が嘘っぽくなる 絶対なんてことは世の中には存在しない 彼女のために大手を蹴って地方企業に就職したにもかかわらず、社会人一年目から東京での本社勤めとなり遠距離恋愛中に魅力的な異性の同僚が現れ学生から社会人へ成長していく 環境が変わって好みの相手が現れればあっさり捨てられてしまう という話だと思っていました、ところが… 女の子って怖いですね イニシエーション・ラブが人間を変えてしまうのかもしれない きっと誰もが経験するリアリティ 最後の二行で『えっ!?』と声を出してしまう 一度読んだだけではわからない 二度目に読んだときにはまったく違った話が見えてくる 確かに問題作だ、こんなミステリーもあり! うまい、面白い、オススメです! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.12.19 19:04:23
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