カテゴリ:本、小説
幸福論 <共生>の不可能と不可避について NHKブックス 宮台真治 鈴木弘輝 堀内進之助 「幸福とは何か」という哲学的な疑問からではなく「幸福はいかにして可能か」幸福な社会とはどういうことかについての社会学者宮台真司・鈴木弘輝・堀内新之助の鼎談 なのでこの本を読んでも個人的には幸福には近づけません(笑) 「ソーシャルデザイン(社会設計)は常にすでにおこなわれていること」は誰もが知っている。「このデザインがわれわれの幸福へと向けたものであることが原理的に不可能」であることはかつて社会学者や政治学者しか知らなかった。この不可能とは、換言すれば「公正ないし平等という原則に反しないソーシャル・デザインは原理的にない」という驚愕の事態を意味する。 へ?じゃあ今の社会は誰を目安に何を目指してソーシャル・デザインをしているんだ?格差拡大の中で誰が幸福になれる社会なんだ?みんな仲良く一緒に幸せになろうなんて日本の古きよき考えがもちろん不可能なのもわかっていたし、幸福というものが人によって千差万別なのもわかっているつもりだった。じゃあ、社会学者三人のいう幸福な社会とは? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.10.23 10:21:29
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