カテゴリ:本、小説
M2 われらの時代に 朝日文庫 宮台真治・宮崎哲弥 現代で人間が生きていくには社会と関わらざるを得ないわけで、そういったことに関してこの人たちの話を聞いているとあんぐりと開いた口が閉まらない。私たちは関わりとか云々について考える間もなく日常を通り過ぎていく。この2人のインターネット・戦争論・大衆文化・セックス・教育問題と幅広い分野の対談は面白いに決まってる。 目に留まったのはこの2人が住民基本台帳や厚生省の年金の個人情報について官僚が必ずミスをすると断言している!これは今まさに実現してしまったではないか!すごいすぐる!それに住民基本台帳カードはすっごく怪しい。何で8000字・原稿用紙20枚分も書き込めるんだ!何を書き込もうとしてるんだ! 世間を自尊心の後ろ盾として信じられなくなれないのだから当然の結果として、「自意識」に集約されてきている若者問題。お互いを異質な存在と認め合えばそこにパブリックが成立するんだ。共同性ではなく共生の時代なんだな~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.14 01:11:10
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