042965 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

私的読書記

私的読書記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
2008.08.30
XML

カテゴリ:今日の出来事
沢木耕太郎の深夜特急を読みだした。
とうとうこれに手を出してしまった。
世界を見て回りたいけど、それをする時間も金も勇気もない。

近頃はグーグルマップやストリートビューをザッピングし
忙しいなりに、旅番組や海外文化紹介番組を片っ端から録画してみている。
小さい頃からそういう番組が好きで今でも世界ふしぎ発見や世界遺産を毎週見ているけど。
たまたま録画した富士山特集の番組で、鳥海山から見た庄内平野と日本海、
チリの富士山にそっくりな山の紹介をみて思い出し私の中にこみ上げるものがあった。
庄内平野の自然、まっ平らな地面に吸い込まれていく夕日。厳しい冬。
月並みだけど大切なものを忘れていた気がしてさ。
それで休みの今日はグーグルアースで懐かしいチリを見ていた。

タルカ。「サンチャゴからけっこう離れていたんだ。タルカ大学はこんなところにあったのか、大学前通りのレストランで食事したっけ。先生元気だろうか。

プエルトモン。南半球の最南端にこんなに近い。そうそうアンヘルモまで歩いたよな~。(もう名前も忘れかけていた)ガイドブックに大きく写真が載ってたけど、海鮮料理のあのマズさ!!日本人の口にはあわなかった。

あれからスペイン語を勉強しようと決めていたはずなのに、仕事の忙しさに終われ。
いつしかあの気持ちを忘れていた。今日なんかたまたますれ違ったアジア人が「トレインタ」と言っていたのを聞いて、たしか~300?のことだったような~とスペイン語のことをすっかり忘れていたのだ。このままじゃいかん!

流れに身をまかせず、積極的に動かなければ!
あっという間に半年が経ち、半年以前のことは遥か昔のことのように思える。
かといってこの半年なにをしてきたろうか。人生一度きり、今の仕事、会社という後ろ盾を放り投げ、スローライフを送るという道だってある。今は自分をすり減らしているような気がしてならない。そんなこと考えているうちにあっという間に何年も過ぎ、いつの間にか死んでしまいそうだ。社会の成熟、価値観の多様化のなかで、広く見識を広めて自分の意志を確認するときなのかもしれない。毎日同じことの繰り返し、世の中にはいろんな事、いろんな人がいて自分の考えを凌駕する可能性が確かにある!自分に足りないものをそれらに転嫁してるんじゃない。私にもそういう選択肢があり、いつでも選べると知れば、単なる好奇心に近いようなワクワク感とこの先が明るく永遠に広がっている気持ちだ。


話は戻って、なんと深夜特急にマカオに子供を置いてきた日本人の出身地として私の地元が!
感じるものがあった。しばらくはこの本を読んでこの悶々とした思いを昇華させよう。
でも実際、この生活の中で、有意義な時間を過ごせるかっていったら寝る時間を削るしかないよ!

夏の終わり最後の休日にこんなこと考えたわけで…。
子供の頃は大きく広がった将来に、自分の姿を考えた。
“優れた資質を備えた人間”強く際立つその姿勢は誰の目にも一目瞭然。
けれど、時間とともに可能性がひとつ、また一つと私から剥がれていって
残ったのはたった一つだけ、今の私だけですよ。
ずっと同じ場所にいたり、同じような生活をしているように見えるからって
心まで狭く閉じ込められていたり、単純だと思うような貧しい考えにはなりたくない。

何十万もする海外旅行に行ったら毎日が勝負じゃないか!
一生で一度しか来ることのないだろうこの国を誰だって精一杯満喫しようとする。
今日という日もそれと同じだっ!

去年一年のネタ帳まで振り返りいろんな事を忘れてしまったと気づいた一日でした。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008.08.30 21:09:03
コメント(0) | コメントを書く
[今日の出来事] カテゴリの最新記事


PR

Freepage List

Calendar

Category

Archives

2024.11
2024.10
2024.09
2024.08
2024.07

Favorite Blog

庄内発 美味しい生… matuko0402さん
大和稗田庵の店主が… 大和稗田庵店主さん
片手に吊革・片手に… もりのゆきさん
まぶたのうら 有楽 urakuさん
我こそは本好き・本… 読子さん

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X