Edy を活用した優待およびマーケティングサービスを開始
プリペイド型電子マネー「Edy(エディ)」を展開するビットワレット株式会社は、2007年5月30日、Edy の新サービスとして「Edy スマイルクーポン」と「Edy ハッピー優待」を6月1日から開始することを発表した。両サービスは、これまでの現金代わりの単なる決済手段としてだけではなく、Edy ユーザーとつながるマーケティングツールとしても活用できる。Edy スマイルクーポンは、Edy ユーザー全てに提供されるクーポンサービスで、サイトで検索した加盟店の割引クーポンを Edy カード、またはおサイフケータイの Edy にコピーし利用できるもの。Edy ハッピー優待は、登録制の優待サービスで、登録情報に基づき、性別、年齢、居住地域などにあわせた優待サービスを提供する。利用ごとに毎回還元や、月間の利用額・利用回数に応じた還元などのほか、抽選で還元される特典パターンが用意されている。ユーザーのメリットとしては、プリントアウトしたクーポン券や、携帯電話のクーポン画面を店頭で見せる必要がなく、Edy で支払いをするだけで特典を得られること。また、普通のクーポンと違い店頭で割引されるのではなく、月に1回まとめて Edy として還元される。まとまった金額が還元されるためユーザーとしてはお得感が増すとしている。事業者のメリットは、実際にクーポンが利用された実績に対して課金される、成果報酬型の料金体系を導入しているため、費用対効果に優れた集客効果が期待できるほか、さまざまな特典パターンを活用することで単価アップ、来店頻度アップなど、目的に沿ったユーザー特典を設定可能。また、これまで Edy 決済を利用していた店舗では、使用中のリーダ/ライタをそのまま使用でき、ソフトの更新も必要ないため、初期投資の必要がない。今回の2つの新サービスの提供は、さまざまな業種の事業者へのマーケティング支援を目的とし、Edy のインフラを活用することで、顧客の購買動向の分析や実際の購買実績に基づく効率的なマーケティングを低コストで実現する。ビットワレット代表取締役社長 眞鍋マリオ氏は「これまでは現金の電子化をしてきたが、電子マネーならではの新たなサービスをこの夏から展開する」と述べている。サービス開始時点で、10事業者に導入され、全国約5,000か所で利用できる。2008年3月末までに1万か所へ導入を目指す。6月1日にサービス導入する事業者のうち発表会に参加した居酒屋チェーン「甘太郎」などを展開する株式会社コロワイドおよび中央無線タクシー協同組合では、次のようなサービス展開をする。コロワイドでは、「Edy スマイルクーポン」利用者特典として、5,000円以上の利用で1,000円、1万円以上の利用で2,000円の還元を実施。また、各ブランドごとにポスターを作製、テーブルに設置されたテーブルオーダーシステム「メニウくん」のスクリーンセーバーで表示し、それぞれで Edy スマイルクーポンのアピールをしていく。中央無線タクシー協同組合では、「Edy ハッピー優待」利用者において、月4回以上 Edy 決済利用で500円還元を実施。また、同社タクシー各車に Edy 新サービスのリーフレットを設置し、同サービスの認知度向上を図る。なお、同サービスの開始にあたり、Edy のホームページもリニューアルされる。<6月1日18時14分配信 japan.internet.comより>◎はじめてネットショップ開店をする方に役立つ情報を提供いたします!◎楽しく・簡単に・ネットショップ作りを試してみませんか?20分以内にショップ完成を体験してください。eShopMakerの60日間無料お試し版へprovided by eShopMaker