ロータス・オメガ/カールトンのイグニッションコイル
先日久しぶりに動かすことになってアイドリング不調だったマイロータス・オメガ/カールトンプラグを9年ぶりに交換して解決したつもりになっていたのだがやはりナ二かがおかしいプラグ交換前ほどひどくは無いものの、アイドリング中の息つきや加速中の滑らかさが昔のアメ車のようにドロドロとした感じだうーむ・・・プラグで幾分良くなったことからすると点火系かなあ疑い始めたら燃料系だろうと制御系だろうとなんでも考えられるんだけどまずはプラグの根っこの部分、イグニッションコイルでも見てみるかと、取り外してみるとなんかバックリ割れております3個あるコイルのうち、2個にクラックが入っている・・・イグニッションコイルという部品にとってクラックがどれくらい影響があるのかは分からないが新品状態ではあり得ないクラックが発生している時点で交換して損はないということでイグニッションコイルを交換して終わり・・・ではなくて、このコイルの調達が・・・というパターンは最近もあったが幸いこのコイルは汎用品で比較的入手しやすい不親切なロータス・オメガ/カールトンの整備書やパーツリストには3個セットでマウントまでついたASSYの部品番号しか載っていないがそんなもんで検索しても、製廃以前に部品番号であったことすら怪しい検索結果だしかし個別のコイル単品に製品としての番号記載があるので検索してみるとオペルをはじめ、ロータスやいすゞ、アメ車など当時のGM系のクルマに多く使われているようだなんてったってNGK製と言っても、NGKのネットショップ(ないけど)ですんなり買えるわけもなくネットでOEM品を含めて探してみるが安いのは1個3,000円もしない高いのは1個50,000円くらいする何が違うんだろうかまずOEM品は不安があるのでパスNGKの完コピ品があれば困るが、いちおうNGKのブランドが付いたものの中から比較的値段が安いところから購入したその名も「NGK Ignition Coils compatible with Pontiac Firebird 3.4L 3.8L V6 1993-2002」ファイヤーバードなんてトランザムですか?くらいの知識しかないがおかげでマイナー車の部品調達することができます、ありがとう送料込みで29,000円ばかしを払ってアメリカから届いたイグニッションコイル3個早速インストールしてみるあれ?急にEVになりました?っていうくらいシュルシュルとアイドリングしかるくブリッピングするとモーターのように滑らかに吹け上がる最高出力382PS、最大トルク57.9kgf・mがようやく戻ってきた感じだなんだかスロットル開度に対して(そもそも通常の走行時にはほとんどペダルを踏みこまない)回転の上昇がかなり早くなって(いやいや今までが遅かっただけなんだけど)高速の合流などでは、シフトチェンジが忙しくなったその結果到達する速度が過剰に速いんだけど、慣れるまで怖いな燃費も前人未到の9.2km/L!!!もっと早く対策するべきだったか・・・本国のロータス・オメガ/カールトンオーナーのサイトを見るとイグニッションコイルは消耗品みたいに書いてあるので、30年以上頑張ってくれたこれからもファイヤーバードな皆さんには頑張ってクルマの維持をお願いします!