カテゴリ:お仕事など
今年も JavaFesta 行ってきましたよ。 11月2日 JavaFesta in 札幌 2007
例によって、東札幌のコンベンションセンターですが、2階でこぢんまりと開催されました。(予算の関係らしい) さて、 今回の私のお目当ては、ずばり Ruby です。 どういう訳か、Rubyのセッションが2つもあって、 「なんで JavaFesta で Ruby が?」って誰もが思うでしょうが、(私も思いましたが) そこは2つ目のセッションの平鍋さんが、うまいことを仰ってました。 「多様性は善である」 その通りだと思いますね。 いろんな言語があって、それぞれが影響しあって発展し、そしてそれなりのものが残る。(生命の進化と同じ原理だよね) って解釈したのですが、 書く人だって、Javaだけに固執することはないでしょうし、 それぞれのおいしいとこ取りをすればハッピーですよね。 ってことで強引のフリですが Ruby です。つーか Rails です(^_^; ◆1つめは、SUN の下道さん こっちは直球勝負?の、Java とからめたお話で、JRuby の利点など。 ・JVM で動いているので、Javaとの親和性がよい ・JIT のおかげで、純粋? Ruby より速い(←「速い!」あぁ、なんて素敵な響き) ◆2つめは、チェンジビジョンの平鍋さん ご本人いわく「外角低め」(^^ で、JavaとかRubyとかよりもAgileのお話。 ・「要求」は生モノである。時間が経つと鮮度が落ちて腐る(ビジネスも変化しているので意味がなくなる)。 ・オブジェクト指向の利点は、再利用性ではなく、変化に柔軟に対応できることである。 ・成功する確率100%のプロジェクトは、やる意味が無い(だれがやっても成功する)、0%だとやってはダメ(だれがやっても失敗する)、50%くらいのものをいかに成功に導くかが醍醐味。 ・自己組織的なチームから最良のモノが生み出される(←そう、これが理想的です!) (途中のデモの際、最後のシメ(オチ?)のスライドが見えちゃって、会場からは笑いも・・・そんなところもご愛嬌) 前回のプロジェクトファシリテーションの時もそうですが、いつもながら平鍋さんのお話は興味深いです。 Agile のお話を聞くのは、XP行脚で札幌にいらした時以来です。 (プラクティスあり、親睦会(2次会も)ありの楽しいセミナーでした) 今回は仕事の関係で親睦会には参加できなくてすごく残念です。 やっぱ、いいチーム作りに親睦会は大事だよね。 いずれにしても、 Ruby はおもしろそうですね。これから爆発的に伸びそうだし。 Java に関して言えば、やっぱ成熟期なんでしょうね。 すっかり大人の風格というか、メリット云々をアピールする時期は終わり、普通に「仕事」で使われるモノになったってことですね。 ってことで、来年の JavaFesta はいかに? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年11月10日 12時03分41秒
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