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カテゴリ:ビューティとダイエット
からだを包んで、しっかり守る皮膚のこと、「そこが知りたい!」と思いませんか。皮膚の構造や機能、日頃のケアの基本を知って、すこやかな皮膚を目指しましょう。 【1】皮膚の役割はこんなに多彩(続き) ○皮膚は「革袋」ではありません 人間のからだを覆っている皮膚の面積は、成人男性で平均1.8平方メートル前後。これは、畳約1枚分に相当します。 ちょっとご自身の皮膚を観察してみてください。細かい溝(皮溝)が、蜘蛛の巣のように張りめぐらされていますね。この皮溝がジャバラのような役目を果たすことによって、皮膚はさまざまな方向に伸び縮みすることができるのです。 特に関節の部分の皮溝は深く・太くなっていて、皮膚が大きく伸び縮みできるようになっています。 その昔、皮膚は「からだを包む革袋でしかない」と捉えられていましたが、研究が進むにつれ、非常に複雑な構造・機能を持つことがわかってきました。 まずは皮膚が果たしている多彩な役割をご紹介しましょう。 (2)水分を保持する 水は人間のからだの約70%を構成している、とても大切な成分です。どんなに乾燥した気候でも、体内の水分が蒸発して干からびてしまうことがないのは、皮膚のおかげでもあります。 ちなみに、広い範囲にやけどを負った際、真っ先に点滴で水分を補給するのは、この「水分保持機能」を失った皮膚から、どんどん体液として水分が失われていくためです。 (3)体温を調節する 「暑いとき」: 皮膚にある汗腺から汗を分泌します。汗が蒸発する際、熱が放散されることで体温が下がります。 「寒いとき」: 皮膚が緊張して毛穴や汗腺がふさがり、体熱の放出を抑制します。 また皮下脂肪は、からだの熱が逃げるのを防ぐ断熱材のような役目を果たしています。 (4)感覚センサーとして 皮膚には「触覚」「圧覚」「痛覚」「温覚」「冷覚」の5種類の感覚が備わっており、外から刺激を受けると、その情報を、神経を経て脳に伝えます。 この働きのおかげで、“熱いものに触れた”“指に針が刺さった”といったときに、その対象を払いのけるなどして、からだを防衛することができるのです。 (「温覚」「冷覚」は主に16℃から40℃の間あたりで働き、それ以上またはそれ以下の温度のモノに触れると「痛覚」が働きます)。 なお、“かゆい”“くすぐったい”といった感覚は、上記の5種の感覚が複合した感覚であると考えられています。 ※「かゆい」「痛い」「シワ」「シミ」「乾く」「脂っぽい」……。健康な人でも、何かしらの悩みを持っているのが皮膚です。私たちのからだを覆う、外界とのインターフェースである皮膚の構造や機能、日頃のケアの基本を知って、すこやかな皮膚を目指しましょう。 おまけ<今日4月2日は何の日?> 1922年のこの日、サンデー毎日、週刊朝日が創刊しました。1951年には、500円札が初登場しました。 ご投稿を歓迎します。ハーブのご利用についてのご質問もお気軽にお寄せ下さい。 ご参考情報:有名高級美容液にも使われています。美しいお肌におすすめエクレクティック研究所のハーブサプリメント:ゴツコーラFFD <耳寄り情報> ○4月9日(月)午後8:00~放送のNHK教育テレビ(番組:福祉ネットワーク)に、「日本山人参」が登場します。ぜひご覧下さい。 ○3月30日に六本木の新名所「東京ミッドタウン」が誕生しました。新しもの好きの筆者は早速昨晩行って来ました。皆さんもぜひお出かけ下さい。その際、六本木交差点そばの子安薬局で買い物されると栄養ドリンクをもれなくプレゼントしてくれるそうです。 <hidechan1229:オーガニックハーブサプリメント専門店eサプリ東京店長> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年04月02日 06時20分08秒
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