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カテゴリ:ビューティとダイエット
からだを包んで、しっかり守る皮膚のこと、「そこが知りたい!」と思いませんか。皮膚の構造や機能、日頃のケアの基本を知って、すこやかな皮膚を目指しましょう。 【2】皮膚の構造は複雑かつ精妙(その1) ○皮膚は多層構造になっている 皮膚は(外側から)「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層で構成されています。常に外気に触れている「表皮」から順に見ていきましょう。 【表皮】~バリア機能の主役~ 部位によって0.07mm~1.4mm前後と差がありますが、平均すると0.2mm程度という、皮膚の中で最も薄い層です。汗腺や皮脂腺の出口はありますが、神経や血管は通っていません。 表皮は外側から「角質層」「顆粒層」「有棘層」「基底層」という4つの層でできています。 表皮を構成する細胞は、いちばん内側の「基底層」で誕生します(これを基底細胞と呼びます)。基底細胞は“有棘細胞”→“顆粒細胞”と形を変えながら、徐々に表皮の外側に向かって押し出されていきます。最後は細胞核を失って(=細胞は死ぬ)、ポテトチップのように平らな形状の「角質細胞」になり、表面に出てきます。つまり、私たちが直接触れている皮膚表面の角質細胞は、すでに死んでいる細胞たちだというわけです。角質細胞は、うろこや屋根瓦のように幾重にも重なっており、水のような極めて小さな分子ですら通り抜けにくい構造になっています。 そのため、病原菌や刺激物質の侵入と、体内の水分の蒸発をしっかり防ぐことが可能なのです。やがて角質細胞は、少しずつ剥がれ“アカ”となって落ちていきます。表皮には、メラニン色素をつくる細胞=「メラノサイト」、免疫に関係する「ランゲルハンス細胞」も存在しています。 メラニン色素は、有害な紫外線がからだの奥に入るのを防ぐ、フィルターの役割を果たします。ランゲルハンス細胞は侵入してきた異物の情報を、免疫システムを担当する「リンパ球」に伝える働きをしているアンテナ役です。 ※「かゆい」「痛い」「シワ」「シミ」「乾く」「脂っぽい」……。健康な人でも、何かしらの悩みを持っているのが皮膚です。私たちのからだを覆う、外界とのインターフェースである皮膚の構造や機能、日頃のケアの基本を知って、すこやかな皮膚を目指しましょう。 おまけ<今日4月3日は何の日?> 604年(推古天皇12)のこの日、聖徳太子によって「憲法十七条」が制定されました。1868年には、福沢諭吉が英学塾を慶応義塾と改称しました。そして、1971年には、「仮面ライダー」の放映がスタートしました。 ご投稿を歓迎します。ハーブのご利用についてのご質問もお気軽にお寄せ下さい。 ご参考情報:天然ビタミンCで美しいお肌に、世界の一級品コエサム社:オーガニックローズヒップ製品 <耳寄り情報> ○4月9日(月)午後8:00~放送のNHK教育テレビ(番組:福祉ネットワーク)に、「日本山人参」が登場します。ぜひご覧下さい。 ○3月30日に六本木の新名所「東京ミッドタウン」が誕生しました。新しもの好きの筆者は早速昨晩行って来ました。皆さんもぜひお出かけ下さい。その際、六本木交差点そばの子安薬局で買い物されると栄養ドリンクをもれなくプレゼントしてくれるそうです。 <hidechan1229:オーガニックハーブサプリメント専門店eサプリ東京店長> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年04月03日 06時32分56秒
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