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カテゴリ:生活習慣病(高血圧・糖尿病)
どこからが「高血圧」?(その2)
■血圧は常に変動している ●健診だけでは安心できない!? 「前回の定期健診で“血圧は正常”だったから大丈夫」と安心していませんか。 血圧は常に変動しているので、たった一度の計測結果だけで「正常」「高血圧」と断定することはできないのです。 たとえば「日内変動」。健康な人であれば、朝起きて活動を始めると血圧が上昇し、頭もからだもフル活動する日中は高いレベルをキープします。 夜になると徐々に低くなり、眠っている間は最も低い状態に……と、1日の中でも血圧が変化しています。 近年、注目されているのは、健康診断や人間ドックなどでの血圧と、家庭で測る普段の血圧値のギャップ。その典型例として知られているのが「白衣高血圧」と「仮面高血圧」です。 【白衣高血圧】 家庭などで計測すると正常なのに、医療機関で測ると血圧が高くなってしまうパターン。 医師や看護師を前にして緊張してしまう、「病気だったらどうしよう」と不安になる、といったことが原因のようです。 【仮面高血圧】 「白衣高血圧」とは逆に、医療機関などで測ると正常なのに、家庭で計測すると血圧が高い、というパターン。本当は高血圧なのに、医療機関では“正常”という仮面をかぶっている、ということでこの名がついています。 仮面高血圧には、主に次の3タイプがあります。 (1〉早朝高血圧(早朝上昇型) 朝起きてから血圧が急上昇するタイプ。脳卒中や心筋梗塞は午前中に多く起こることが知られていますが、そうした状況と早朝高血圧の関連性が注目されています。 また、すでに高血圧で降圧薬を服用している方で、“昼間の血圧はコントロールできているが、早朝にはその効果が切れていて、血圧が高くなってしまう”というケースがあることがわかってきました。 〈2〉早朝高血圧(夜間持続型) 夜間から早朝にかけて、血圧が高い状態が続くタイプ。本来なら血圧が低くなるべき時間帯もずっと高いままなので、血管や心臓への負担が大きくなります。そのため「早朝上昇型」に比べ、より危険性がアップします。 〈3〉職場高血圧 日中職場にいる間、血圧が高いタイプです。仕事中はストレスなどによって血圧が高いのに、健康診断のために職場を離れると、精神的にリラックスできて血圧が低くなるのではないか、 と考えられています。 また、仕事中に絶え間なく煙草を吸うヘビースモーカーの場合、普段は血圧の高い状態が続いているにも関わらず、健康診断前は禁煙するために一時的に血圧が下がり、「正常」と診断されることも少なくないようです。 「仮面高血圧」を見抜くには、“仮面をつけていない、素顔の状態”つまり、よそいきではない普段の血圧を把握しておくことが必要です。家庭用血圧計での定期的な測定を習慣にしましょう。 おまけ<今日4月27日は何の日?> 1946年のこの日、日本初の婦人警官62人が勤務に就きました。1989年には、松下電器産業の創業者で、経営の神様と称された松下幸之助翁が亡くなりました。 ご投稿を歓迎します。ハーブのご利用についてのご質問もお気軽にお寄せ下さい。 ご参考情報:血液をサラサラにするイチョウ(ギンコ)のサプリメント:エクレクティック研究所のイチョウFFD45 <hidechan1229:オーガニックハーブサプリメント専門店eサプリ東京店長> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年04月27日 06時37分55秒
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