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カテゴリ:ビューティとダイエット
きちんと朝食 体操も効果的
便が出にくい、下痢をしやすいなど、排便で悩んでいる人はいませんか? 心身のバランスが崩れると異常が現れやすいので、便通は「健康のバロメーター」とも言われます。退職して生活のリズムが大きく変わる団塊世代はとりわけ要注意です。(坂上博) 60歳代の男性Aさんは昨年3月末、約30年間勤めた会社を定年退職した。その後は家でごろ寝しながらテレビを見る毎日。「朝寝坊」が唯一の楽しみとなり、昼近くに起き、朝食を抜かすこともしばしばだ。 このような生活を1か月続けていたら、定年前は快便が自慢だったのに、便秘と下痢を繰り返すようになった。両者を併せて便通異常と言う。 「自分のやりたいことが見つからず、精神的にも不安定となる団塊世代では、便通異常を訴える人が増えています」 平塚胃腸病院付属池袋藤久(とうきゅう)ビルクリニック(東京・池袋)所長の高橋秀理(ひでみち)さんは、そう指摘する。 ところで、そもそも、健康的な排便とは、どんなものだろうか。 食べたものは約24~48時間後に大便として排出されるので、排便の頻度は1、2日に1回が一般的。食事が胃にたまると腸の運動が促されるので朝食後20分以内に便意は起こりやすい。 大便は6割が水分で、残りが食物のカスや腸内細菌など。1回の量は100~250グラム。太さ2、3センチ、小ぶりのバナナ状で、黄褐色の大便が2、3本、にょろりと出るのが理想的だ。 便通異常に悩む人のために、高橋さんが「快便8か条」をまとめた(表)。 大便は食物繊維が芯となり、そのまわりに食物のカスなどがくっついている。気分良く塊の便を出すには、サトイモ、カボチャ、大豆など食物繊維の多い食品をとることが大切だ。 また、ビフィズス菌など腸内細菌は、腸の調子を整える働きがあるので、これが不足すると便通異常につながる。ヨーグルトや納豆など体に良い細菌を多く含む発酵食品を食べて、腸内細菌の働きを補おう。 一方、動物性脂肪や塩分が多いポテトチップスなどのスナック菓子は、便通異常を起こしやすいので食べ過ぎに注意してほしい。 便通異常の改善は朝が勝負だ。起床したら、便通を促す体操とマッサージを行う。朝食をきちんと食べて、その後20分はゆったりと新聞でも読みながら便意が催してくるのを待とう。 Aさんも指示に従い、少しずつ、便通異常が改善している。「ただし、すぐには良くならないので、焦らず気長に対処してほしい」と高橋さん。食事など自分の生活習慣を見直し、「快食、快眠、快便」のいきいき生活を実現してほしい。 (2007年6月17日 読売新聞) おまけ<今日6月20日は何の日?> 1582年のこの日、わが国初の活字印刷機が輸入されました。1960年には、日本初のロングサイズのたばこ「ハイライト」が発売されました。 ご投稿を歓迎します。ハーブのご利用についてのご質問もお気軽にお寄せ下さい。 ご参考情報:便秘がちな方、体重が気になる方のための優しいハーブ :天然海草の優しさで快適お通じ・ブラダーラックFFD <hidechan1229:オーガニックハーブサプリメント専門店eサプリ東京店長> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年06月20日 06時02分03秒
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