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カテゴリ:医療全般
<暮らし彩生術> 服装やインテリアを選ぶ際に、大きなポイントになるのが「色」。普通は好みで選びがちだが、色が心にもたらす効果を知っておけば、健康的な暮らしの助けにもなりそうだ。(西内高志) 東京・町田市の主婦保坂美紀子さん(58)は昨年から、「色彩活用研究所サミュエル」(東京都渋谷区)の講座に通い、日々の生活に「色」をどう生かすかを学んでいる。 「もともとは原色好き。でも、穏やかな色が似合うことが分かり、ファッションに取り入れて楽しんでいます」。4月からは、服装などの色遣いをアドバイスして高齢者を元気づけるボランティア活動に参加する。 日本色彩学会理事の松田陽子さんによると、色は色相(赤、青、黄などの色合いの違い)とトーン(明度と彩度による色の調子)の組み合わせで表される。また、色の心理効果には、寒暖感のほか、軽重感、硬軟感、興奮・沈静感などがある。 「自分に合った心地よい環境を作ることで、元気も出ます」。こう話す松田さんに衣食住に色を取り入れるコツを聞いた。 まずは、住まい。選んだ色をいきなり壁や天井のような大きな部分に使うと、見本で見るよりもトーンの特徴が強調されてしまう。最初はカーテンやクッションなどで試す方が無難だ。 面白いのは軽重感の効果。天井近くには軽い色を、床に近い部分には重い色を使うと安定感が得られるが、逆にすると落ち着かない部屋になってしまう。 次は食。赤や黄色系の暖色は、おいしいとか甘いというイメージと結び付き、食欲を増進させる。反対に、青系統の寒色は食欲を後退させる。 最後にファッション。人は肌の色、瞳や髪の色によって似合う色「パーソナルカラー」がある。これを知ることで表情もにこやかになるという。 日本色彩研究所理事長の近江源太郎さん(66)によると、色が心理に与える影響は1940年代に本格的な研究が始まった。様々な実験データがあるが、その原理にはまだわからないことが多い。 ただ、加齢による色の見え方の変化には注意が必要だ。眼球の水晶体が黄変すると、青色系の感度が落ちてくる。近江さんも5年ほど前、黒い靴下をはいたつもりが、屋外に出てはじめて紺色なのに気づいたという。 記者は服装に無頓着で、いつも地味めの色を選んで満足していた。今回知ったのは、色彩の影響力の大きさ。自分に適した「元気になる色」を見つけ、ファッションにも取り入れたい。 (2007年3月25日 読売新聞) おまけ<今日6月25日は何の日?> 1869年のこの日、士農工商の身分制度が廃止されました。1950年には、朝鮮戦争が勃発しました。そして1959年には、東京後楽園球場で天覧試合として伝統の巨人-阪神第12回戦が行われました。昭和天皇・皇后両陛下が観戦する注目の一戦で、村山VS長嶋の名勝負がファンの語り草になりました。 ご投稿を歓迎します。ハーブのご利用についてのご質問もお気軽にお寄せ下さい。 ご参考情報:美容とリラクゼーションにおすすめのハーブ :世界の一級品チリ・コエサム社オーガニックローズヒップ製品 <hidechan1229:オーガニックハーブサプリメント専門店eサプリ東京店長> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年06月25日 04時46分42秒
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