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カテゴリ:医療全般
よく眠れない、朝起きると首や肩に疲れを感じる――。こんな不調は枕が原因かも知れない。首や肩に負担をかけず、ぐっすり眠るためには、どんな枕がよいのだろう。(高橋圭史) 東京都町田市の主婦、千葉澄江さんは今春、山登り中に頭を木にぶつけた後、以前から感じていた首、肩の痛みが強くなった。それが、6月に枕を替えたところ、「痛みがだいぶ軽くなった」という。 枕の調節に当たった「16号整形外科」(神奈川県相模原市)院長の山田朱織(しゅおり)さんは「体に合わない枕が、首や肩の痛み、凝り、睡眠不足を招いていることは多い」と話す。 これまで約5000例の枕調節をしてきた山田さんによると、主なポイントは、高さ、固さ、形の3点。首に負担がかからず、寝返りしやすいことが、よい枕の条件だという。 ■高さ 高さは、あおむけに寝たときの首の角度が、5~15度になるように設定する。この範囲内なら、首の骨が不自然に曲がらず、背骨の中を通る神経が圧迫されにくい。 横向きの状態では、額の中心―鼻―胸の中心が水平になる高さがよい。肩幅の分、あおむけより高さが必要と思う人もいるかもしれないが、「肩関節が柔軟に前に出るので、横向きで合わせれば、あおむけもちょうどよくなる」という。 ■固さ 「柔らかい材質はお勧めできない」と山田さん。〈1〉枕に頭がうずまって、寝返りがしにくくなる〈2〉高さを調節しても誤差がでやすい――などの欠点があるからだ。朝起きたとき、頭の形にくぼみができるようなら、柔らかすぎる。 ■形状 寝返りのしやすさを考えると、平坦(へいたん)な形がお勧め。頭がのる面は縦25センチ横50センチ以上あればよい。 こんな条件に合う枕を手に入れるには……。「高いお金を払う必要はありません。使い古しの座布団とタオルで、自分に合った枕は作れます」と山田さん。 家族や友人に見てもらいながら、タオルの枚数で高さを調節。ちょうどよい高さになったら座布団とタオルをテープなどで固定し、布のカバーを掛ければ出来上がり。毛足の短い固めのタオルケットを積み重ねることでも作れる。 ただし、「頭の重みで次第に低くなるので、定期的に高さをチェックしてほしい」と山田さんは話す。 記者も長年、枕に悩んでいる一人。これまでオーダー品を使ってきたが、寝心地は今ひとつ。枕については様々な考え方があり、凸凹がついたものを勧める専門家もいる。いろいろ試してダメだった人には、平坦な座布団枕も一考の価値ありではないだろうか。 (2007年7月8日 読売新聞) おまけ<今日7月8日は何の日?> 1950年のこの日には、東京・後楽園球場から日本で初めてプロ野球のナイター実況中継が行われました。1952年には、東京国際空港(羽田空港)に初めてジェット旅客機コメット号(英国)が着陸しました。そして、1994年には、北朝鮮の金日成主席が死去しました。 ご投稿を歓迎します。ハーブのご利用についてのご質問もお気軽にお寄せ下さい。 ご参考情報:美容とリラクゼーションにおすすめのハーブ :世界の一級品チリ・コエサム社オーガニックローズヒップ製品 <hidechan1229:オーガニックハーブサプリメント専門店eサプリ東京店長> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年07月08日 15時43分45秒
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