|
カテゴリ:冷え・冷え症
女性にとって夏は冷房に悩まされる季節。でも「私は冷え性じゃない」という人も要注意。実は「自覚なき冷え性」も多いそうです。男性も例外ではありません。 しかも年を重ねると体温は下がるといいます。「夏こそ湯たんぽで体を温めて」と提唱している医師がいると聞き、取材してきました。(森谷直子) 6月中旬の昼下がり。東京都品川区のシルバー大学で、60~70歳代の男女約50人を前に、東京女子医大・青山自然医療研究所クリニック医師の班目(まだらめ)健夫さんが熱弁を振るっていた。 「湯たんぽを持っている方は今日から使って下さい。持ってない方は、2リットルのペットボトルにお風呂のお湯を入れて」 1週間前、受講者たちには宿題が出ていた。毎日、朝夕に体温を測ること。その結果、朝夕とも35度台の人がほとんどで、34度台もちらほらいた。 「加齢と共に体温は下がるのです。夏は薄着で汗をかいた後に冷房にさらされるなど、実は冬より冷えやすい季節。夏こそ湯たんぽで体を温めて」 使い捨てカイロや電気毛布と比べ、湯たんぽは熱量が圧倒的に多く、効率良く温められる。安価で環境に優しいのもいい。 受講者の女性(64)が「私は手足が熱いのですが」と手を挙げた。班目さんは女性の二の腕の下側に手を当て、「ほら冷たい。あなたは冷え性ですよ」。「自覚なき冷え」を簡単に見つける方法は、別表の通り。 体が冷えると血行が悪くなり、内臓の働きが悪くなる。冷えは万病の元といわれるゆえんだ。班目さんは、様々な体の不調でクリニックを訪れる患者たちに湯たんぽを勧めている。 都内の会社員A子さん(54)もその1人。仕事が忙しく、風呂でゆっくり温まることはせず、いつもシャワーで済ませる。冷房の利いた職場でも半袖で平気なほど、冷えを自覚していなかった。 疲労感や耳鳴り、手足のしびれに悩まされた。乳がんになったことがきっかけで、2003年秋に班目さんを訪ねた。以来、自宅と会社に湯たんぽを常備し、一年中愛用している。 会社ではイスの背に湯たんぽを置き、背中に当てて仕事をする。家では就寝中はもちろん、食事中も、ひざの上や足元に置く。あらかじめ湯たんぽで足の裏を温めると、入浴してものぼせず、しっかり湯につかれるようになった。体調は目に見えて回復し、がんの経過も良好だ。 冷房の利いた室内で一日中過ごす人なら、A子さんのような使い方がお勧め。そうでない人は、入浴前の湯たんぽ加熱だけでも実行するといいという。 (2007年6月24日 読売新聞) おまけ<今日7月9日は何の日?> 1881年のこの日には、日本初の生命保険会社、明治生命が開業しました。1955年には、東京・後楽園に後楽園遊園地がオープンしました。 ご投稿を歓迎します。ハーブのご利用についてのご質問もお気軽にお寄せ下さい。 ご参考情報:俳優六平直政さんがおすすめ日本原産5年もの無農薬栽培日本山人参100%使用のハーブサプリメント :日本山人参サプリメント <オーガニックハーブサプリメント専門店eサプリ東京> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015年03月29日 09時23分33秒
コメント(0) | コメントを書く
[冷え・冷え症] カテゴリの最新記事
|