おちゃのみ、しよっ！

最近よく「音楽」って何だろうと考えます。
私たちにとって音楽とは、心に潤いを与えるもの。かな。
聴く曲によって記憶を呼び起こされ、情景が浮かび、時には涙さえ流す。
それが音楽。

じゃあ、学校で習う音楽って何？
なにを習う？何を教える？

音楽を構成するのは「音」。
音というのは、地球上に生命が誕生した瞬間からとても近くにあるもの。
人間としても、胎児の状態から耳は周りの「音」をとらえています。
それほどまでに生きとし生けるものに近く近く寄り添っている「音」。
それに意味を持たせたのが人間。

口から出る音に意味を持たせると、それは言葉になりました。
自然にあふれる音に意味を持たせると、それは音楽になりました。

言葉の意味を探るように、音楽の意味を探る。それを学べばいいのかな。

言葉には絶対的な意味があり、それを理解することでコミュニケーションが生まれます。
では音楽は？
音楽には絶対的は意味はありません。そこにあるのは作った人の意図であり、感情。
しかし、それは理解できなくとも音楽を聴くことは出来る。
理解できなくても心を揺さぶられることだってある。
言葉と大きく違うところが、ここ。

だったら意味を理解することに大きな意義はないように感じます。
では何を学べば良いのでしょう。

そもそも「学ぶ」と考えるのが間違っているのかも知れません。
専門家は学べばいい。けれど、そうでない人は。

専門家は「専門」にするあまり、理解を求めるのかもしれません。
だから「学ぶ」ことを強要し、そこから誤解が生まれる。音楽は難しい。面白くない。
生命の生まれ出た瞬間からそこにあったのに、全く気がついていない。
私たちは、音楽を嫌う術など持ち合わせていないことに。

純粋に、心を開いて、ただ「聴く」だけ。
そこから音楽は始まるのだと思います。
「音」は、発するより、受信する方が先だったと思うから。
原始の地球で、なんの音があっただろう？
太古より変わらない「音」が、今も身近にあることにだれが気がついている？
・・・地球のまわる音。今も昔も、それは変わらない。
体内を巡る体液の音。心臓の鼓動。
私たちの周りには、こんなにも音があふれかえっています。本当に昔から。
音を発する術を得るより先に聞こえていた、音。


聞こえているのがあたりまえな日常。
それと音楽を結びつけられないほどに。
あまりにも非日常になってしまった「音楽」というもの。
その距離が少しでも近くなったら、うれしいな。
そのために学ばなければならないのだとしたら。

やはり「聴く」が最初。
私たちは何を聴いてきたのか。何を聴いていくべきなのか。
聴くことで心を揺さぶられるのだから、学ぶべきは心のありよう？
あぁ、わからない。

「音」は少しもじっとしていてはくれない。
そこにあったと思った瞬間に消え去ってしまう。
気まぐれで、はかなくて、とらえどころがないのです。
「言葉」は意味を持ち、だから聞く側は意味をとらえて放さない。
けれど「音楽」は。聴いた瞬間の感情は千差万別。
聴く人の数だけ意味を持つとしたら、それをどうやって学ぶというのだろう？

あぁ、わからない。





・・・・不安定だなぁ、と感じます。
毎日、暇になるとこんなことをつらつらと考えています。
これも、頭の中で考えると煮詰まっちゃうので、書いただけ（汗
読んでくださった方には、非常に申し訳ないです。。。
私の頭んなか、こんなかんじ（滝汗