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テーマ:小学生ママの日記(28635)
カテゴリ:子供のこと
宿題に使うドリルを学校に忘れました。
そんなに遠くもないので(徒歩20分くらい)取りに行くべきなのですが 外では友達が遊んでいるので、それはしたくないと言います。 気持ちはわかる・・けど宿題はどうするの?と問えば 今日はドリルではなくて、家にある自分のドリルを自主学習として持っていく。 それがOKなのかどうかわからないけど、それで良いと主張されてしまったら どちらも学習には違いないのだから、ダメとも言えず。 結局、外で遊んでいる近所の友達とは今回はソリが合わず そのまま自主学習へ突入しました。 今年使っているのは、齋藤孝さんの「最強の算数力」というドリルです。 去年の学力検査で、さらにレベルの高い勉強をしなさいという結果が出たので それにかこつけて、購入しました。 なにをするにしても、彼の納得なしには絶対手を付けてもらえないから(汗 算数なのは、彼がとりあえず得意だから。 理科もあればよかったのですが、なかったのね・・ 宿題になっている単元がわからず、今までやった復習をやることにしました。 学校で終わったばかりの、少数のかけ算です。 そこで問題発生。 かけ算で答えを求めるものは、問題なし。 答えがわかっていて、計算が虫食いになっている数値の求め方が違う・・ □×△=○ これの△を求める場合、通常は○÷□という計算をしますよね。 彼は、もとの計算をそのままで考えていたのです。 □になにをかけたら○になるだろう・・?と。 たしかに今までは小さい数だったり、わかりやすい数だったのでそれで解けていたのかもしれません。 しかし、今回は答えが小数になる問題。その考え方ではとても難しいんです。 ってか、割り算でしょうが、って話。 聞けば、このような問題は今までにもあったけど、割り算にすることは習っていない。 よって自分はこのやり方でずっとやってきたし、今更変えるつもりはない、と。 要するに、これが彼のプライドだったんですね。 簡単なやり方があるかも知れないけど、自分は難しいものもわかるんだっていう。 説明しているうちに、彼の目からどんどん涙があふれ出して こっちも辛くなってしまいました。 しかし、いくらプライドだからと言っても、じゃあそのままでいいよという訳にはいきません。 なぜ割り算になるのかは、彼はわかっていたようです。 だからなおさら始末が悪いんですが、根気強く説得しました。 割り算をしたからといって、彼の負けにはならないということ。 逆に、ここで割り算をすることの必要性。 かけ算だけで考えることが、いかに非合理的であるのか。 なんとか、納得してもらえました。 同じような問題が出ないと、本当に納得したのかどうかはわかりませんが。 まぁ、やり方は始めからわかっていたようなので、大丈夫かな。。。 テストでは高得点が当たり前で、それなりに自信があるようには思えていたのですが 自分の勉強のやり方にこれほどプライドを持っているとは、知りませんでした。 正直、とても驚きました。 ただの頑固っちゃ頑固なだけ、なんですけどね(汗 「これはオレのプライドなんだ!」って叫ばれたときには、もう・・・ かわいい、かわいいって思ってたけど、男なんだねぇ・・ と、親ばかな母は思うのでありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年06月03日 08時34分42秒
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