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テーマ:暮らしを楽しむ(388461)
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早くもこの7月で3年が経とうとしている。 最初から確たる信念で自宅をアトリエにし、デザイナー稼業をという スムーズな移行ができたわけでもなかった。 今から思えば、それならそのようにする上手な方法が、山ほどあった。 例えば、閉店セール。 店舗改装のためと称する、その類のセールも、 ひと頃の衝撃的な効果は薄いが。 しかし、ホントの「閉店」となればどうだろう。 長年の営業の積み重ねを考えれば、それなりの数字や効果があったと思う。 しかし、一時営業はしなくてもそのうち再開するんだから、 という考えもその時にはあったわけだし…、 そう、大々的な閉店セールなんて結局考えもしなかった。 それだけでなく、もっと他の方法でも、 お客様への賢いアピールの仕方があったと思う。 あれよあれよという間の、流されてしまった結果だった。 振り返ると反省することばかりだ。 もっとも世渡りがへたくそなのは、今に始まったことではないし、 とうに家族も、はなからあきらめている(笑) 自宅に引きこもって、何がジュエリーデザイナーでございますなんぞと、 のん気に構えていられるか! そんなに上手い具合にいくわけないだろ!と、 自分の頭を思い切りこぶしでこづいている自分も確かにいた。 そう、小さいながらも自分でやってきた店を、 なんとかしてまたどこかに出さなければ、生きていけない!と、 半ばパニックに陥りながら、駆けずり回っていたかもしれない。 もし、あれほどまでのお客さんたちが、この自宅にまで訪ねてこなければ、 もし、何度かのジュエリー展に幸運にも入選もしなければ、 もし、3年経っても忘れずに訪ねてきてくれる方がこれほど多くなければ、 やはり、店を構えることでしか、 生きながらえる事は出来なかったかもしれない。 3年という節目に、自分のいたらなさを振り返ってもう一度あらためて、 心に刻んでおかなければいけない、と思う。 そして、自分が今あるのは、ちょっとした隠れ家と言いつつ、 看板もない、アトリエと称しただけのところに、 わざわざ毎日のように訪ねてきてくれる、 たくさんの方々の励ましがあってのこと。 あらためて、感謝の気持ちでいっぱいになる。 感謝の気持ちを込めて、 既存のお客様に、血流チェックをしてもらおうと思っている(笑) 採血もせず、痛いこともない、 抹消血管の血流を特殊な顕微鏡でモニターできるのだ。 いや、これ以外でもちゃんとしたイベントもやってるんですがね。 そう、何の下心もないイベントにした。 で、この週末はまた大変かもしれない。 7月に入ってから、毎日の来訪客が続いている。感謝せずにいられない。 さて、このブログ仲間の皆さんにも、と思うのですが、 いささかそれこそ看板もないですので、むずかしいと思う。 何かおもしろい、アイデアが生れそうな気もするのですが… 教えていただきたいもんです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.07.09 23:42:43
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