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今日の読んでみたいおすすめ?の一冊は。。。
悪臭学 芳香を創る職業のはずのパフューマー(著者)が悪臭の魅力に取り付かれてしまった!!世の中にある悪臭にとことんこだわり。そのにおいの正体から発生源、歴史や伝説までも追及する「悪臭学」を著すことになった。 もともと身近な悪臭である私たちが発するにおい、おなら、口臭、足のにおい、ワキガ、アソコ、ウンコ、死体臭など近年やや行き過ぎの観のある消臭ブームにおいては、忌み嫌われるのが当然とされるにおいを次々と検証していく。そしてこの結果見えてきたものは、芳香と悪臭の境目は、実はあいまいであって、においそのものよりも、それを嗅ぐ側の人間の都合によるものだったということだ。 おならの臭気成分には、香料の原料として重要なものがある。あるにおいは、人妻の顔を赤らませ、処女にはくさいと感じさせる。他の人種の体臭は強く感じられてしまうものだが、自分に染みついているにおいは感じない。糞便臭にエクスタシーを感じるスカトロマニアと呼ばれる人々・・・。さらには死体臭から死生観という哲学的テーマにまで踏み込むにいたって、悪臭と呼ばれるにおいの新たな側面を見出すことができる。 きっと、この本を読んだ後、人体かた発せられるにおいの数々に、嫌悪感ばかりではなくほのかな愛着を感じられることになるでしょう。 【目次】 第1章 おなら―正しい屁理屈のススメ/第2章 ゲロ・ゲップ・口臭・頭・足―人間くさい悪臭たち/第3章 ワキガ―腋の下から出るフェロモン/第4章 膣と精子―愛という名の悪臭/第5章 糞尿―くさいのが常識は非常識!?/第6章 死体―人間最後の悪臭 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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