著者は、英国でメディカルハーバリストとして活躍。日本と英国を往還しながら、ハーブの普及に尽力している。本書では、基本的なハーブの知識を紹介しながら、暮らしの様々な場面で楽しく活用できる処方箋(レシピ)を提案する。
ヨーロッパでは古くから、ハーブが家庭用、また医療用に栽培、利用されてきたと言われています。町中には、専門的な知識と資格をもったセラピストが処方箋を出して、医療にも役立てています。ハーブの魅力は、栽培して楽しむ園芸としての一面に加え、日々の暮しに生かしながら、家族の健康に効果をもたらす“良薬"として親しまれている側面を持っています。日本でも民間療法的に、薬草を活用する知恵は古来、暮らしにいきづいています。近年は、西洋ハーブへの関心も高まり、利用法などきちんとした知識を得て使いこなしたいという要求が、著者の元にも多く寄せられていると聞きます。本書では、基本的なハーブの知識を繙くと同時に、暮らしの様々な場面で活用するための処方箋を提案。「一家に一冊」、手元において、役立てていただきたい
【目次】
序章 メディカルハーブって何?/第1章 私とハーブ/第2章 ハーブを活用するための基礎知識/第3章 家族のためのメディカルハーブレシピ/第4章 ハーブの姿49/第5章 体感するハーブ英国ハーブガーデン案内